概要
ミメシス=アリスとは、DMMGAMES「文豪とアルケミスト」のイベント「異境秘録「不思議の国のアリス」ヲ浄化セヨ」に登場するキャラクターである。
大型アップデート以後は「調査任務「キャロル_in_ワンダーランド」」にも登場している。
キャラクター像
言わずもがなルイス・キャロル著「不思議の国のアリス」の主人公・アリスを模したミメシスで、本イベントの報酬文豪の一人であるルイス・キャロルと同配色のオッドアイの瞳を持っている。
ファウストが施した封印の術により封蔵書とされた「不思議の国のアリス」に潜書した島崎藤村と田山花袋を侵蝕者を差し向けるなどして翻弄する。
また、偶然邂逅した記憶喪失状態のルイス・キャロルを「チェシャねこさん」と呼び打ち解けるなど、好奇心旺盛で社交的な純粋な少女としての面も垣間見せている。
彼女のセリフには漢字が使われていないことが特徴。読みにくいことを避けるためか、文の区切れにはスペースが打たれている。
実は彼女だけはホームズやギャツビーと違い、本物のミメシス、つまり物語の概念から生まれた存在ではなく、本当に主人公のアリスを模倣しただけの存在である可能性がある。
その証拠に帝国図書館極秘資料集参の彼女の説明には、『不思議の国のアリス』に迷い込んだ人間と書かれている。
また、ホームズやギャツビーと違い、浄化後は『不思議の国のアリス』にいる様子はなく、作者であるルイス・キャロルの意識内で呼びかけを行ったり、再登場を果たした『キャロルinワンダーランド』で夢に登場するのみとなっている。
ホームズによると、アリスは魂を持っている存在らしく、『異境秘録「不思議の国のアリス」を浄化セヨ』内のアリスの最後のシーンでルイス・キャロルとアリスの魂は混ざった状態になっているらしい。
このことからも彼女が現実から本の中に迷い込んだということが示唆されているようにも感じられる。
しかし、ホームズやギャツビーといった存在も、あくまで転生できる魂を持っていないだけで、魂自体は持っている可能性があるため、一概にそうとは言えない。
『文士紀伝新図書館ノ幕開ケ』ではホームズ、ギャツビーと共に人々の想像力が意思を持たせた存在として列挙されており、彼女が『不思議の国のアリス』から生まれた概念の存在なのか、それとも外から来た存在かも分からなくなっている。
だが、我々が知らないだけで、彼女ではない主人公の『アリス』がホームズやギャツビーと同じように生まれたという可能性は否定できない。
どれが真実だとしても、我々が知っている彼女と会うためには、彼女の魂がルイス・キャロルの魂と分離するしかないように思われる。
上記のことから、彼女で創作をする場合は、『不思議の国のアリス』内にいないかもしれないということにご留意頂きたい。
余談
本ゲームの強化アイテムの一種「装像」で、ミメシス=ホームズと共にモチーフになっている侵蝕者の内の一人。
イベント開催時「蔽ワレシ擬態者-アリス」が召装10連で必ず入手可能な特効装像として獲得可能だった。