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概要

電撃文庫より刊行されているライトノベル『狼と香辛料』の外伝及び、『狼と羊皮紙』の登場人物。
後者では彼女がヒロインである。

プロフィール

出演作品狼と香辛料(外伝)・狼と羊皮紙
性別女性(雌)
年齢12〜13歳前後(推定:狼と羊皮紙1話時点)
誕生日不明(冬)
出身地ニョッヒラ
身長(人間態)不明
体重(人間態)不明
身長(狼態)野生の狼より1回り大きい程度
体重(狼態)不明
特技踊り・毛皮の選別と値付け・情報収集(市場調査)・商談
好きなものコル
嫌いなものハイランド
担当声優田中あいみ


人物

クラフト・ロレンスホロとの間に生まれた一人娘(半人半狼)。
性格はお転婆でイタズラ好きだが、根は真面目。
両親に似て頭も要領もよく、ここぞというときに機転がきく一方、年相応の未熟さも目立つ。
(ただし、自分に好意を抱いている男性を必要に応じて利用するなど、したたかな面もある。)

姿は毛色以外の多くが母親ホロと瓜二つ。
しかし、毛の手入れに熱心だったホロと違い、ミューリはその辺りが大雑把。
踊りの腕は素人ながら中々のもので、街で踊れば金銭や現物でそれなりの稼ぎも得られる。

兄代わりの青年コルの旅に同行を希望するも拒否された為、こっそり荷物に紛れ込んで家出を企てた。
コルの同志であるハイランドを恋敵として、一方的にライバル意識を抱いている。

名前の由来は、母親の古い知り合いであり、ミューリ傭兵団とも関わりの深い狼の化身ミューリ。
原作『狼と香辛料』ラストシーンでのやり取りから、名付け親は父親のロレンスと思われる。


経歴

幼児期

幼児期のミューリは、自宅である湯屋の一室から殆ど出して貰えず、外部から隔離された状態であった。
僅かに外出を許された際も、顔以外を布でグルグル巻きにされ、同世代の子供達との接触も妨げられていたようだ。
これは、ミューリが半人半狼である事を村の人間に隠す為であり、獣人を悪魔憑きとして恐れる信仰が、ミューリ(と母親のホロ)へと向かう事を防ぐ為のやむを得ない策であった。
ちなみに、村人に対しては「ミューリは体が弱く、村中に漂う温泉の湯気にあてられてしまう」と嘘を吐くことで、どうにか誤魔化している。

彼女の世話は、乳飲み子の頃は母親のホロを中心に、ロレンス、そして湯屋の従業員のコルが手伝うかたちで熟していた。
乳離れ後は、湯屋の経営を軌道に乗せるべくフル回転の両親に代わり、コルが自身の仕事の傍らで面倒を見ていた。
しかし、当時のミューリは今以上のお転婆(コル曰く「大暴れとはこのこと」)で、その凄まじさに困り果てた結果、彼女を網に入れて天井からぶら下げたこともあった(あくまで苦肉の策であり、両親も公認している)。

なお、こうした状況もあってか、ミューリは物心ついてからも暫くの間、コルのことを実の兄と勘違いしていた。

小児期

ミューリが成長し、分別のつく年齢になった頃、母親のホロから自身の身の上(半人半狼)を知らされる事になる。
この事実にミューリは激しく動揺したが、コルの言葉によって救われ、平静を取り戻す。
ミューリがコルに対して特別な感情を抱くのも、彼の自分に対する態度に絶対の信頼を置くのも、この出来事によるところが大きい。

また、同世代の村の子供達と交流を持ち始めたのも、おそらくはこの頃からと思われる。

少女期

10歳を迎え成人に近い扱いとなったミューリだが、基本的な性格や行動は子供の頃とあまり変わっていない。
だが、次第に自分で毛皮の選別と値付けをしたり、村に来た踊り子から服の流行や相場に関する情報を仕入れてきたりと、父ロレンスの血を思わせるような仕草が増えてくる。
同時に、甘えや泣き落としを駆使してロレンスを思い通りに動かそうとする等、ホロの行動を真似る事も増え、やり手の商人と賢狼のハイブリッド振りを発揮し始めていた。

とはいえ、年相応かそれ以下という部分もあり、ホロには「賢狼としての仕事はまだ教えられそうにない」と呆れられている。

そんな中、兄代わりであったコルが村の外へ旅に出ることになり、彼に「自分も連れて行け」と直談判。
文字通り噛み付いてまでついていこうとしたが、断られてしまう。
それでも諦めきれない彼女は、ロレンスに内緒でホロに相談。
苦手だった狼の姿への変身を特訓する事にはなったが、無事、コルの出立前に彼女の許可を得る事が出来た。
また、いざという時にミューリが変身できるよう、ホロが自身の小麦の一部を分け与えている。

その後は、コルの乗る船の積荷(樽)に潜み、紆余曲折を経て、半ば強引に彼の旅に同行することとなった。

余談

積荷に紛れて旅への同行を求めるシチュエーションは、ホロがロレンスとの旅を始めた時とよく似ている。
違うのは、潜んでいた場所(ミューリ→樽・ホロ→毛皮)と乗り物(ミューリ→船・ホロ→荷馬車)くらいだろうか。

なお、船には毛皮も積まれていたが、あえてそこに隠れなかったのは、コルのチェックを躱す為の策である可能性が高い。
彼がホロとロレンスの馴れ初め話を知っていることは、ミューリも当然把握しているはず。
そして、コルが積荷の毛皮を見た時、その話を思い出して確認するであろう事も、彼女なら十分予測できたのではないだろうか?

そうでなければ、ゲーム『狼と香辛料VR2』で「毛皮に飛び込んでも良い?」とロレンスに嬉々として尋ねていたミューリが、毛皮の山を隠れる場所に選ばないのは不自然である。

母親(ホロ)との違い

純粋な狼の化身(精霊)である母親のホロと違い、ミューリは人間とのハーフ(半人半獣)である。
その為、ホロとはいくつか違いがある。

  • 耳と尻尾を自由に隠せる
ホロは人間態の時も耳と尻尾を隠す事が出来なかったが、ミューリは自分の意思で自由に隠すことができる。
ただし、感情が昂ぶると自分の意思に関係なく耳と尻尾が出てきてしまう為、帽子など物理的な遮蔽手段も全く不要な訳ではない。

  • 変身は苦手
ミューリもホロ同じく狼の姿をとることができるが、変身自体はあまり得意ではないようだ。
その為か、普段から必要なら変身も辞さないスタンスのホロに対し、ミューリは変身という選択肢をなるべく回避する傾向にある。

  • 変身時の体格
狼の姿をとった時の体格は、10m以上を誇るホロに対し、ミューリは普通の狼より1回り大きい程度とされる。

  • 麦との関係性
母親のホロは豊穣を司る存在であり、生存には自身が宿った麦が必要だった。
一方のミューリは、作中での台詞、そして旅立ちに際してホロが”自身の麦”を分け与えたことから、麦に依存せず生存できると考えるのが妥当である。

  • 人間態でも身体能力が高い
ホロの場合、狼の姿では本領を発揮出来るが、人間態での身体能力は、聴覚や臭覚などを除き人間と大差がない。
一方、ミューリの場合、人間態の状態でも通常の人間よりも高い身体能力をもっている。


その他


関連イラスト

ホロとミューリ


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ミューリ



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関連項目

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