ミラ・ウォークスルーバンは、ダイハツ工業が1984年から製造・販売していた軽ウォークスルーバン。
概要
ダイハツの軽自動車 ミラに荒川車体工業製の箱型ボディを架装したもの。
初代ミラ(L55型)に初めて設定され、4代目(L500型)まで継続された。
1人乗りと簡易座席付きの2人乗り、2WDと4WD、荷室の窓の有無、後部の荷室ドアの開き方(上下に開くものと左右に開く折戸)など様々なバリエーションが存在した。
サービスカーや移動販売車、キッチンカーなどに使われたが、単純な積載効率は普通の軽バンのほうが良かったためユーザーを選んだようである。
とはいえ、軽サイズでウォークスルーバンを実現した本車は一定の成功を収め、後にスズキ(アルト)と三菱(ミニカ)が追従して軽ウォークスルーバンを投入した。