概要
ロートレアモン騎士国第三王女にして、シルヴィア・ロートレアモンの姉の一人。
「銀光の賢乙女(アルジェント・メイガス)」の異名を持つ少女。
性格は非常にマイペースで、どんな時でも自分の研究に没頭し、紅茶を飲む時間が来ればそれを最優先する。
グラマラスなスタイルの他の姉妹3人と比べて大人しめのスタイルだが、それでも性別を問わず誰もが見惚れてしまう様な美しい肢体を持ち、水着姿を披露した際にはエーコをして「色んな意味で勝てる気がしない」と言わしめた。
おまけに卓越したレイピアの使い手であり、異名の「銀光」とは銀髪の容姿ではなく彼女の剣のことを指している。
長姉であるヴェロニカ・ロートレアモンが乗っている「魔導艦シルヴァヌス」の設計者で、最高峰の頭脳を持つ生徒しか入学できないと言われるエスパーダ聖法大学院へ留学し、機械工学と考古学の学位を修得している知性の持ち主である。
物語の中盤より、アンサリヴァン騎竜学院の新学院長に着任する。
これは彼女が先立ってフォーティーン城で「暴走」したエーコを監視するための措置だったが、彼女自身は騎士国の意向などそっちのけで学園の地下にあるとされた古代遺跡を探していた。その結果、あるとんでもないものを発見してしまい、それが元で自分から皇位継承権をかなぐり捨ててしまう。
一見クールで寡黙な人物に見えるが、実は恋愛沙汰には免疫がない。
その為か妹や姉と同じくアッシュに懸想する事になり、「殿方」として意識している。
それ以降は感情表現が豊かになるのだが、同時に隙が多くなり、周囲を唖然とさせる程の恥ずかしい失態を晒す事も。