概要
魔法都市ジオにある魔法学園の校長。
悪魔族のため生まれながら高い魔力を持つが、それに甘んじない研究熱心な人物。
その熱心さは自らの学園の図書館から古代魔導書を盗み出し、デュマ砂漠でその古代の魔法の破壊力を試そうと言うほどである。
なぜ自分の学園の本なのに、わざわざ盗み出したのかは不明。
魔法の他にも、大カンクン鳥や豆一族といった謎の多い生き物の生態の研究も行っており、特に豆一族に関しては300ページを超える論文を書いたほどである。
でもほとんどの人に読まれる事は無かった。
とはいえ、その熱心さに惹かれ慕う生徒は多い。が、授業方法は下手。
このゲームにおいて悪魔族は、極めて危険な破壊衝動と欲望を持つという、本能的に決して人とは相容れない有害な種族だとされているが、彼は珍しく人間社会に溶け込んでいる。
彼の興味の矛先、つまり本能が「魔法の研究」に向いているためである。
ただしやはり悪魔であるためか魔法の研究の為には手段を選ばず、度々上記のような暴走をしているらしい。
ナクラートスという名の弟が居いるが、表向きは死に別れたとされている。
しかし、実際にはナクラートスはドゥ・ミールと言う怪物に変貌し、今でもフィーグ雪原で妖精を求めてさまよい続けている。
その際かどうかは定かではないが、メフィヤーンスは二人分の魔力を継承したきわめて強力な魔道士として名を馳せている。
彼の魔法に対する異常なまでの研究熱心ぶりは、異形と化したナクラートスを元の姿に戻そうとしたその副産物なのかもしれない。