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CV.小野友樹


私は止まるわけにはいかないんです。


概要

ファクルタース学園でミニマムの研究に携わっていた、白い長髪で、毛先に球状のアクセサリーを付けている青年。自身もファクルタース学園の卒業生であり、顔に手をかざすことで発動する変身のミニマムホルダーである。


ミニマムホルダーだけを狙った連続猟奇殺人事件の犯人であり、殺害したミニマムホルダーの脳をコレクションしている。その脳髄を、ミニマムを欲した一般人に移植して後発ミニマムを与えているのも彼である。その脳髄をシズクと呼んでおり、1つのシズクから24人の後発ミニマムホルダーを生み出せるらしい。

"誰もがミニマムを持つ平等な世界"のためにこれらのことを行っていると語るが、本当の望みは、ファクルタース学園歴代成績No.1であり音速のミニマムホルダーであるナイスを、頂点に立つ者の孤独から救うためであり、彼と並び立つために、禁断のミニマムホルダーと呼ばれる、"零式のミニマムホルダー"の頭部を警察から奪う。


また、アートの弟の墓に黒いコスモスを供えていたのも彼であり、墓地でアートと邂逅した際、彼が「ナイスを友達として自分が守る」「ミニマムなんかいらない」という言葉に激昂し、アートを刺し、拳銃で彼を撃った後、彼の処分を部下のモモカに託す。


後に後発ミニマムホルダーたち(黒いコスモスの集団)に暴動を起こさせ、ハニーの力を借りてマンションの場所を突き止めたナイスと共にカフェ・ノーウェアに赴き、自らのミニマムと、アートを殺害したことをほのめかし、コネコの首を人質にしてその場を去る。

そして、黒いコスモスの集団に襲われていた母親・伊藤尚子を助けるため、アウトサイダーであった伊藤貴弘の覚醒と能力の喪失を見届け、ナイスらの目の前で彼を殺害する。


自らに零式ミニマムを移植した状態でナイスと船上で対峙し、音速に勝る零式(ワープ能力)でナイスを負かせ、孤独から救済しようとする。

また、ネット上等でミニマムホルダーに対し暴力的な書き込みを行った"自分を強者だと思い込んでいる弱者たち"に、叫び声で人の脳神経を破壊するミニマムを持つヒビキの叫び声を、彼を乗せた船が電波塔に到着した瞬間に携帯回線で届け、聴覚を失わせようとしていると明かし、アートや貴弘の死で冷静さをなくしたナイス、船に乗り込んできたムラサキをフルボッコにしたが、集中して冷静さを取り戻したナイスに敗北、2つのミニマムを同時に持ったことによる身体への負荷で瀕死の状態に陥り、船に現れたアートに射殺される。そして、本当の望みは「ナイスに並ぶために最強のミニマムを手に入れた自分を、ナイスに救ってもらいたい」というものだった。


また、余談だが12話のエンディングの字幕では"零式ミニム"と誤植されている。


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