モルック
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もるっく
フィンランド発祥のスポーツ。
1996年にLahden Paikka社(以前の社名はTuoterengas)によって考案された。
木製のピン(「モルック」と呼ばれる)を使って、木製の数字の書かれたピン(「スキットル」と呼ばれる)を倒し50点を目指す競技。ピンを1本倒すとピンに書かれた数字と同じ点数が得られる。2本以上のピンを倒すと、倒したピンの数と同じ点数が得られる。最初に点数が50点ちょうどになったプレイヤーが勝者となる。50点を超えてしまうと、点数は25点に戻る。3投連続で1本も倒せなかった場合、そのラウンドは0点で失格となる。
尚、試合終了後同点になった場合、決められた点数をピンを目掛けて投げ合いその点数で勝敗を決める延長戦(「モルックアウト」と呼ばれる)を行う。
2019年に「さらば青春の光」の森田哲矢が日本代表として世界大会に出場したことが話題になった(本人曰くモルック始めて初日で日本代表に決まったそう)。日本では競技人口が増えつつあるものの、まだまだマイナースポーツの域を出ないので渡航費や滞在費を払えれば誰でも簡単に日本代表になれるとされていた(そのため、森田は2022年にも世界大会に出場した)。
それでも、森田(2021年に公式アンバサダー就任)の活躍などにより国内の競技人口が増え、2023年からの世界大会への出場条件として国内大会によるポイント制が導入されて簡単には日本代表になれなくなった。
ちなみに、2024年の世界大会は初めて日本で開催される。
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