ヤリマンボウ
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やりまんぼう
マンボウ科ヤリマンボウ属の生物。
世界中の温帯、熱帯に生息するマンボウの仲間。大きさは2~3m程。
体型は卵型で、舵鰭中央縁は尖り槍状になる。
近縁種としてトンガリヤリマンボウというのがいるが、どうやら「コイツと同種じゃね」という説が有力になっている。
ヤリマンボウは、海水魚だが、川で発見されたことがある。
水族館では、極稀に飼育される。美ら海水族館や海響館で飼育事例がある。
台湾では、食用になり、マンボウ祭というイベントがある。
名前
舵びれの真ん中から長く突き出た部分があるのが特徴で、これを「槍」に見立てて槍マンボウという名前がついた。別の言葉を思い浮かべた人は反省して、どうぞ。
英名の”Sharptail mola”も同語源である。
学名はMasturus lanceolatus (Lienard, 1840)。
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