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ヨイトマケの唄

よいとまけのうた

ヨイトマケの唄とは丸山明宏(現・美輪明宏)が作詞作曲した1966年の曲である。
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父ちゃんの為ならエンヤコラ
母ちゃんの為ならエンヤコラ
もひとつおまけにエンヤコラ

ヨイトマケの唄が生まれた背景

かつて興行師の手違いで炭鉱の街の劇場で公演する事となった際、当初は乗り気ではなかったが客席には炭鉱作業員達が安い賃金をはたいてチケットを購入して観に来てくれていた事に衝撃を受け、自身にはその労働者の為の唄が無かった事からヨイトマケの唄が生まれたという。
ヨイトマケとは、まだ重機が多くなかった頃の地ならしの道具として滑車に吊るした大きな槌をロープで大人数で引き、そして地面に叩きつける作業の「ヨイっと巻け」の掛け声から来ている。
また、その作業は日雇い労働者達が集まって行う作業であった為日雇い労働者を揶揄する言葉でもあったらしい。
「父ちゃんの為ならエーンヤコーラ」「母ちゃんの為ならエーンヤコーラ」のそれぞれの掛け声の後にドラムの音がするのは引き上げた槌を地面に落とした音を再現していると思われる。

内容

ある所に日雇い労働者の母親の子供がおり、『ヨイトマケの子供』『汚い土方の子供』といじめられていた。子供は母に慰めてもらおうと泣きながら仕事場に向かうが、子供を育てる為必死に男達に混じって土木工事に携わっていた姿を見て強く生きる事を決め、高校・大学を経て今では機械のエンジニアに成長した。
何度もグレかけたけれど人としての道を踏み外さず、こうして真っ当な人生を生きていると、苦労して育ててくれた今は亡き母を振り返り、その母にこの立派に育った姿を見てくれているか!と想いを馳せる物語である。

だが民放連はかつて『土方』の言葉が含まれているが為に放送禁止歌謡扱いしていた。苦しい境遇の中、肉体労働で汗して育てた母への感謝を綴った青年の唄であるにも関わらずである。

紅白にて

華美な衣装を封印し、黒髪の青年の出で立ちで余計な舞台効果を使わずに黒の背景でスポットライトのみの中で美輪氏の熱唱が紅白歌合戦で行われた際、『歌』というよりはもはや一人芝居とも云うべきその歌唱力は若い世代にも感動を呼び、改めて美輪氏の凄さを世に知らしめたのである。

関連タグ

美輪明宏

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