概要
この模造宝石はアクリルやガラス、あるいは水晶などで作られる。
宝石としての輝きを出すため、ファセットカット(表面に角度の違う多数のファセット、すなわち切子面を持たせた形式)され、裏面に金属を張り付けたり蒸着したりしている。
裏面は平らになっているものと通常の宝石と同様足がついたものが存在する。
利用
裏面が平らなものは平面に直接貼り付けて使用する。
わかりやすい例でいうと携帯電話などのデコレーションなどに用いる。
宝石と同じものは宝石の代わりに安いアクセサリーに用いたり、埋め込んで使用したり、洋服にビーズのように取り付けたりする。
歴史
本来この模造宝石はライン川周辺で採取される水晶のことであった。
これは透明度が高く、ダイヤモンドの代用品として用いられていた。
しかし18世紀ごろ「金属粉末を底部に塗り付けたガラス」でそれらを代用するようになった。
さらにはスワロフスキー社が高温でイオン化した金属をガラスなどに蒸着させるという技術を発明、さらに用途が広まった。
pixivにおいては
pixivのタグとしてはこれによってイラストデコレーションされたものや、この模造宝石をちりばめたようなイラストに使用されている。