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ラカノア

らかのあ

ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー 』の登場人物、ラカム×ノアのカップリング。
目次 [非表示]

概要編集

グランブルーファンタジーのプレイアブルキャラクターであるラカムノアのカップリング。


ラカムは主人公の乗る騎空艇グランサイファーの操舵士であり、ノアはグランサイファーを製作した艇造りを司る星晶獣である。

一見、ラカムの方が年上に見えるが、ノアは何百年も生きている星晶獣であるため、実際にはノアの方が年上である。


二人の出会いは、本編から二十年前に遡る。ポート・ブリーズの平原で難破船となっていた騎空艇グランサイファーを再び空へ還すという夢を持っていたラカムは、船大工の島ガロンゾを訪れた際にノアと出会い、とある約束を交わしている。


二人が登場するストーリーは、主にメインクエストや一部のフェイトエピソードで読むことができる。


関連シナリオ(※ネタバレ注意)編集

メインクエスト 蒼の少女編編集

「思い出してほしいんだ。君があの約束をしてくれたとき、僕は本当に嬉しかったのだから」

「いくぜ……これが、約束の答えだっ!飛べ!グランサイファー!」


主人公達はグランサイファーの修理のため、船大工の島であるガロンゾを訪れる。修理を待っている間、街を観光をしていた一行は、小さい頃のラカムを知っているという少年ノアと出会う。


ノアは「今のままではどんなに修理をしても、グランサイファーは島を出ることができない」と話す。ノアの事を思い出せないラカムだが、そんな中、ノアはエルステ帝国に連行されてしまう。

帝国から救出されたノアは、自分が艇造りの星晶獣であり、グランサイファーの製作者であることを明かす。そして、ガロンゾ島と契約している星晶獣ミスラの能力によって、二十年前にノアとラカムが交わした約束が果たされない限り、グランサイファーは島を離れることができないと告げる。

その約束とはラカムがグランサイファーを再び飛ばすことができたら、その時はノアを乗せて飛ぶというものである。


帝国との騒動の中、約束を思い出したラカムは無事にノアとの約束を果たし、グランサイファーは再び空を飛べるようになった。


余談だが、ノアが正体を明かした時、少年の姿であるノアに戸惑う主人公達に、子供の頃のラカムを知っている証拠として「僕たちの馴れ初めの話なんだけどね……」と思い出を語り始める場面がある。


メインクエスト 暁の空編編集

「ああ……そうだ。俺には最初からわかってたんだ。ロゼッタもノアも、星晶獣だからって、仲間じゃねぇと思った事なんざ、一度だってなかった!!」


七曜の騎士に対抗する力を得るため、クルーガー島を訪れた主人公達。クルーガー島の長ゼエンは、ラカム、オイゲン、イオの三人に、星晶獣と契約し本来の力を引き出す事が必要だと告げる。


ラカムはティアマトと教えの最奥に至る修行を行うことになるが、ゼエンは「ラカム、君の場合は、もう一つの縁のほうが、教えの最奥にすぐに至れそうだったが……どうにも彼は、ルリアに力を預けていなかったようだからね」と、契約に至る”縁”を持つもう一体の星晶獣の存在に言及している。ラカムは、それが誰の事を指しているのか気付いていなかったが、ティアマトとの修行の中で、仲間と共に恐怖に立ち向かう事と、仲間に人も星晶獣も関係ないという答えに至り、その際にロゼッタとノアの名前を挙げている。


ロゼッタは後にイオと契約しており、ゼエンの言う「彼」とはノアであることは間違いないだろう。二人の間に確かな縁があることを裏付けるエピソードである。


メインクエスト 星の旅人編編集

「どうだろう、団長さん。しばらくの間、ラカムを貸してもらえないかな」

「いや、貸してくれ、ってお前、俺はモノじゃねぇんだが……」


境界の世界から空の世界に帰還した主人公達だが、過酷な旅の中でグランサイファーは激しく損傷してしまう。


神聖エルステ帝国に支配されていたガロンゾ島を解放し、ノアと再会するが、グランサイファーの動力部は力を失っており、艇造りの星晶獣であるノアの力でもどうすることもできない状態であることが判明する。

そこで、主人公の父のかつての仲間である蒼の騎士ヴァルフリートは、グランサイファーの兄弟艇グランスルースの動力部をグランサイファーに移植する事を提案する。

ラカムは動力部の移設作業とその後のグランサイファーの調整のため、一時的に主人公達と離れ、ガロンゾに滞在する事になる。その際のやりとりが冒頭の台詞であるが、その後の主人公の選択肢によって直後のノアの台詞が変化する。


主人公達と別行動をしている間の出来事は、リミテッドバージョンのラカムの最終上限解放エピソードで詳しく語られている。


リペイント・ザ・メモリー編集

「ノア……何処にいるんだ……」


2016年6月に開催、2018年1月に復刻されたシナリオイベント。

夢を操る星晶獣オネイロスの影響で、カタリナとラカムが悪夢に囚われる内容となっている。


ラカムの見た悪夢は、自分が操舵する艇で飛ぼうとするが、ノアとの約束が枷となり飛ぶことができないという「約束」が「呪い」となったというもの。自身が飛べない原因はノアとの約束であることに気付いたときには、既にノアはガロンゾを去っていた。ラカムはノアを探す旅に出るが、ノアは見つからず、年老いていく中で自分の生きてきた意味はなんだったのかと自身の半生を振り返っている。


冒頭の台詞は、イベントトップ画面で聞ける、悪夢の中でノアを探すラカムの台詞である。


フェイトエピソード編集

ノア(SR)編集

レジェンドガチャで加入するSRバージョンのノアの出会いのエピソードでは、主人公達の行く末を案じるノアに対し、その心配はすべて杞憂であることを自分達が証明してやる、とラカムがノアを旅に誘う流れとなっている。


最終上限解放エピソードでは、元々の役目を終え、力を失ったグランサイファーをミスラの誓約によって蘇らせる内容となっている。更に、レベル90で解放されるフェイトエピソードでは、ラカムと出会う前のノアは、自らの作った騎空艇が争いに使われ多くの人々が不幸になることに悩み、自分の存在意義を見失っていたが、幼いラカムの言葉のおかげで自分の使命と騎空艇への思いを取り戻した事が明かされる。


マキラ(イベント限定/SR)編集

イベント加入SRのマキラの出会いのフェイトエピソードに、マキラの手伝いとしてラカムとノアが登場する。

大晦日の数日前、マキラは超小型騎空艇の改良を施すためガロンゾを訪れる。騎空艇の改良の方針についてオイゲンらベテラン達と口論になったラカムを、ノアがたしなめる場面がある。


メドゥーサ(バレンタイン限定/SSR)編集

バレンタイン期間限定排出のメドゥーサのアビリティ習得エピソードは、人間との関わり方について悩むメドゥーサのバレンタインの買い物に、ノアが付き合うという内容になっている。エピソードの最後に、ノアとラカムの会話がある。


ラカム(リミテッドバージョン/SSR)編集

2019年9月30日のアップデートで追加されたリミテッドバージョンのラカムの最終上限解放エピソードでは、メインクエスト星の旅人編で主人公たちと離れ、グランサイファーの動力部の移設作業とその後に発生した事件が描かれている。

最終上限解放イラストは、劇中のとあるシーンを描いたものであり、銃を構えるラカムとそれを見守るノアという構図になっている。


エピソード全体を通してラカムとノアは二人で行動しており、二十年前の思い出が詳しく語られている。そのほかにも、グランサイファーの進空式や、リミテッドラカムの解放武器であるベネディーアに関するエピソードなど様々な要素が盛り込まれており、必見の内容となっている。

また、ゲーム内では初出となるラカムの幼少期のイラストや、整備作業中の鎧を外した姿を見ることができる。


リミテッドバージョンのラカムをレベル100まで強化すると得られる称号は20年来の友である。


ノア(リミテッドバージョン/SSR)編集

リミテッドバージョンのノアのフェイトエピソードでは、瘴流域に浮かぶ島での出来事を通して、かつて星の民が空の世界を支配していた頃、騎空艇を大量生産するため空の民を指揮していたというノアの過去が明かされる。

訪れた村では、ノアは星の神様という恐怖の対象として語り継がれていた。ラカムが村で出会った少年に「星の神様は優しい神様だ」と伝えたり、自責の念を抱くノアに「騎空艇があるから今の自分たちがある」とフォローする場面がある。


SRバージョンのノアの得意武器は杖のみであったが、リミテッドバージョンでは新たに銃が得意武器に追加された。ラカムの得意武器は銃であるため、お揃いである。


ゲーム外での展開編集

小説版編集

ファミ通文庫より発売された小説版。第7巻では、メインクエスト第25章から第28章までの内容が小説化されている。


主なゲーム版との違いは、幼少期のラカムとノアが約束をする場面が詳細に語られている点である。

ゲーム版や後述のアニメ版では、ラカムの方からノアに約束をしているが、小説版ではノアの方から約束を提案する流れとなっている。

二人の約束については、ミスラの「因果の糸」がラカムとノア、グランサイファーに複雑に絡み付いている、とゲーム版とは異なった表現で描写されている。

また、ラカムはノアの事を思い出す際、ノアの外見を「銀色の髪、透き通った蒼い瞳」と形容している。余談だが、幼少期のラカムが初対面のノアの性別の判断に迷う一文がある。


第8巻以降はノアの登場はないが、グランやラカム、グランサイファーを通して、度々ノアの存在に言及されている。


GRANBLUE FANTASY The Animation Season2編集

アニメ2期の9話から12話はガロンゾ島でのエピソードが描かれ、内容はゲーム版から大きくアレンジされている。


大きな違いは、ノアがグラン達がガロンゾ島を訪れる前から帝国に捕らわれ、実験台となっていた点である。それに伴い、ラカムがノアの存在を忘れていた理由も帝国の実験の影響という形に変更されている。

幼少期のラカムとノアが約束をする場面では折り紙の騎空艇がキーアイテムとして登場したり、帝国の実験でマリス化したノアを救出するなど、アニメ版オリジナルの展開や描写を交えて、二人の関係をクローズアップしている。


二人が再会した直後、魔晶の力で苦しむノアが落とした折り紙の騎空艇を見たことで、ラカムはノアの存在を思い出す。

ラカムとロゼッタが帝国に連れ去られたノアを救出する時に、ノアは帝国の実験の影響で人々から存在を忘れられ、自身が消滅の危機に瀕していたところを、ラカムとの約束によって命を繋ぎ止めていたと話す。またラカムも、ノアの想いに励まされて夢を追い続けることができたと語り、互いの存在が心の支えであったことが明かされる。

その後、フリーシアの指揮するプロトリアクターの実験の影響で暴走したノアは、ガロンゾに停泊していた騎空艇を取り込み、ノア・マリスの姿へと変貌する。ラカムは暴走状態のノアに「約束だ。もう一度グランサイファーは空へ還る。その時はお前も一緒だ」とかつての約束を伝えることで、ノアを救出する。暴走状態から解放され、騎空艇を元の場所へ戻そうと力を振り絞るノアの手をラカムが握り返したり、力を使い果たし倒れるノアをラカムが支えるシーンがある。


また、9話から12話が放送されていた期間中、スカイコンパスのチェックインキャンペーンとして、全国のアニメ応援店にガロンゾ編のポスターが登場した。

剣を交えるグランと黒騎士の下に、グランサイファーを背景に並ぶラカムとノアが描かれている。

ポスターに記載されたキャッチコピーは「あの日の約束を」


アニメ1期ではノアの登場はないが、ラカムのテーマのアレンジに『約束の翼』という曲がある。1期ではラカムの回想シーンなどで使用されている。また、2期のガロンゾ編のPVや本編でも聴くことができる。


公式ツイッター編集

2017年クリスマス編集

2017年12月25日に投稿された、ゲーム内でのクリスマスキャンペーンの告知イラスト。サンタクロースの帽子を被ったラカムと、ノアのツーショットが描かれている。外部リンク


グラブルEXTRAフェス2019編集

2019年4月28日に投稿された、グラブルエクストラフェス2019の開催の告知イラスト。イラストの中央に、他の団員たちと共にフェスを楽しむラカムとノアが描かれている。外部リンク


雑誌編集

PASH!2018年3月号で、男性キャラクターにインタビューをするという誌上企画があり、ラカムとノアは同じページに掲載された。子供の頃の思い出では互いにガロンゾでの思い出に触れており、好きなタイプ・気の合うタイプに関する質問では、”騎空艇に関わる人”と似た内容の回答をしている。

PASH!2018年9月号でも、上記と同様の誌上企画でラカムとノアが再登場した。前回同様、同じページに配置されている。大切にしているものは何かという質問に対し、二人揃ってグランサイファーの名前を挙げている。


リアル脱出ゲーム×グランブルーファンタジー「囚われの騎空艇からの脱出」編集

2019年11月から2020年2月に開催されたリアル脱出ゲームとのコラボ。

異変の起きたグランサイファーから脱出するというオリジナルストーリーが展開され、ラカムとノアはボイスありキャラクターとして登場した。

キービジュアルには、主人公、ルリア、ビィとカタリナ、ラカム、ノアが描かれている。

余談だが、会場近くの新宿メトロプロムナードで掲載された柱広告で、ラカムとノアは背中合わせの配置になっていた。


関連イラスト編集

ラカノアプレゼン資料ラカノア

グラフェス新刊予定の表紙絵C90新刊表紙


関連タグ編集

グラ腐ル カップリング

ラカム ノア(グラブル)

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