概要
『グランブルーファンタジー』のパーシヴァル×ランスロットの腐向けカップリングの事。
かつて王都フェードラッヘを守護していた黒竜騎士団の副団長同士であり、年齢も一緒(共に27歳)。
「実力も拮抗するライバル同士だった」とはパーシヴァルの言。
最初に登場した属性が火と水、イメージカラーが赤と青、出自が貴族と平民、甘いものが苦手/好きなど、何かと対照的な二人である。
イベントエピソード
黒竜騎士団団長のジークフリートが国王殺害の濡れ衣を着せられ行方をくらませた後、「互いの理想をかけて」密かに一騎打ちをする。しかし決着は付かず、パーシヴァルはランスロットが新たに白竜騎士団の団長に就任するのを見届けてから王都を去った。
この出来事は、お互いの心に重くのしかかることとなる。
(この時パーシヴァルはランスロットにも「自分の家臣にならないか」と声をかけているのでは…と思わせるセリフがあるが、明確にはなっていない)
そして長らくのすれ違いの末(公式コミカライズ『双剣の絆』では3年とされている)、イベント『亡国の四騎士』にて再びフェードラッヘを訪れたパーシヴァルが、囚われたランスロットを救出する形で再会する。
イベントの決戦では、長く離れていたにもかかわらず息の合った攻撃を繰り出し、その様子は「地を駆るパーシヴァルと天を舞うランスロット」と表現されている。戦闘スタイルも好対照である。
その他のエピソード
- 通常SSR版では、ボーナス値を含めない素の攻撃力が同じ値である。また、最終上限解放すると二人とも奥義によって「次の1アビが2回発動する」効果を得る。これについて、パーシヴァルの最終上限解放時の公式NEWSには「最終上限解放したランスロットと同じですね」と書かれており、おそらく意図的に揃えられていることが窺える。
- 通常SSR版のパーシヴァルのアドベンチャーパートでのセリフに「ランスロット… お前は、いま…」という、とても想像をかきたてるものがある。一度はスキップせずに見てみよう。
- 二人を同時にバトルメンバーに編成すると、(他の四騎士と同様に)専用の掛け合いボイスが発生する。戦闘終了時にはランスロットがパーシヴァルの小言を聞き流すなど、二人の関係性を垣間見ることができる。
- ランスロットが黒竜騎士団に入団したばかりの頃、身分を重んじる風潮の強い騎士団内では、出自が平民であることから理不尽な扱いを受けることもあった。貴族であるパーシヴァルはランスロットへの陰口も多く耳にしていたが、彼はそういった行為を嫌い、ランスロットの実力を評価していたようだ。このいきさつは風SSR版ランスロットのフェイトエピソードで語られている。
- 『双剣の絆』では、黒竜騎士団時代、副団長の執務室は二人が共用で使っていたことになっている。
- ランスロットが落ち込んだり思い悩んだりした際に、パーシヴァルは挑発的な言葉をかけることが多い。しかしパーシヴァルの目的はその挑発によって気持ちを上向かせたり解決の糸口を見つけさせたりすることであり、ランスロットもそんな彼の本心を分かっているようだ。
- ランスロットは他の四騎士と比べるとほっそりとした体格だが、それがコンプレックスになっているようで、『The Dragon Knights』スキンの衣装を仕立てる際にはパーシヴァルにしつこくサイズを聞いていたらしい。
- 2017年の『GRANBLUE FANTASY CAFE 〜シェロカルテの海の家〜』のメインビジュアルでは、笑顔のランスロットが青ざめたパーシヴァルにカニを突きつけている様子が見られる。由来はおそらく、浴衣SSR版ジークフリートのフェイトエピソードである。