概要
1992年12月22日にスーパーファミコン用ソフトとしてジャレコから発売されたベルトスクロールアクションゲームである。前作から3年後の世界が舞台である。
『ラッシングビート』(1992年)シリーズの2作目である。
システム
Yで攻撃、Bでジャンプ、Aで必殺技、Xでアピール(特に効果はない)。
Yはジャンプやダッシュとの組み合わせで技が変化する。
必殺技は一般的な体力消費方式になったが、一定時間ダメージを受けなければ消費分が回復する。
ボス以外はダウン中のキャラクターにも攻撃が当たるのが特徴で、一度転ばされると延々お手玉される危険がある反面、こちら側も敵が起き上がるのを待たずにガンガン追撃を入れることができる。
ステージボスは最終面以外プレイヤーキャラクターのクローンであり、無敵時間とボス専用技が追加されている。
プレイヤーキャラクター
- リック・ノートン
前作から続投する主人公。武道家。
万能な性能で扱いやすく、必殺技も火力がある。
本作では隠し含め個性的な技が多く、コーディーのパクリ感は大分薄れた。
- ダグラス・ビルド
同じく前作から続投。元レスラーの警官。
鈍重なパワータイプなのに技の威力は特に高くないという不遇な性能だが、
攻撃判定の強さと高性能な隠し技を活かせば、十分立ち回っていくことが可能。
- ロード・J
金髪を角刈りにした柔道の達人。
広い攻撃判定、素早く強い投げ、無敵が長い必殺技、と隙がない性能で初心者向け。
ただしボスとして登場した時もそのままの高性能で襲ってくるのが困りもの。
- 華斬
緑の装束をまとった忍者。
動作が素早く連続技が多いため、使いこなせば最も強力だが、入力が忙しく上級者向け。
ロード・Jと正反対に、ボスとして出た時はCPUが使いこなせておらず、あまり強くない。
- ウェンディ・ミラン
金髪ポニーテールの女子レスラー。
高すぎるジャンプ、小柄な攻撃判定、癖の強い投げを併せ持つ厳しい性能。
しかし貴重な紅一点のため、Pixiv内の投稿イラスト数は最多。