概要
密売組織『ジョウカル』にさらわれた妹マリア・ノートンを助けるために戦う兄リック・ノートンと警官タグラス・ビルドの物語。ベルトスクロールアクションゲーム。全6ステージ。
ストーリー
犯罪組織「ジョウカル」によって新型の覚せい剤「ジーカス」が蔓延する街ネオ・シスコ。
刑事のリック・ノートンはある日ジーカスに関するスクープを収めたテープと引き換えに妹のマリア・ノートンの身柄とその命で脅迫される。
リックとマリアを小さい頃から面倒見ていた、ダグラス・ビルドと共にテープの受け渡し場所に指定されたスタジアムへと向かった。
プレイヤーキャラクター
- リック・ノートン
ジャブ、ボディーブロー、アッパーという攻撃の流れ。掴んでからは膝蹴りと背負い投げ。その動きはどう見ても…。
LかRを押したままYで繰り出すスライディングで敵が倒れた直後に掴んで投げるのが有利な戦い方とされる。
- ダグラス・ビルド
見た目通りのマッチョ。投げ技は当然プロレス技(パワーボム、フランケンシュタイナー)。ノートンよりも投げ技の威力が高く、フランケンシュタイナーは投げのスピードも速い。
印象的な技として敵を前から掴んで十字ボタンを入力せずにYボタンの「金的」である。しっかりと「ちーん」と音が鳴る。
操作方法、アクション
十字ボタン 8方向への移動LかRを押したままでダッシュ扱いとなり、素早い移動が可能。
Y 連続技。ノートンの初手はジャブを2発繰り出すが、ダメージの硬直中に他のダメージに対する当たり判定はない。
B ジャンプ基本的には敵の攻撃は当たらなくなるが、手榴弾、ダイナマイトの爆風はなぜか当たる。斜めジャンプ中のY入力と垂直ジャンプ中のY入力で技が違う。
A 特殊技。ノートンは低姿勢での回転足払い、ビルドはダブルラリアット。この技を使うには敵を倒したスコア5人分を消費する。
LかRを押したままY ダッシュ技。ノートンはスライディング、ビルドはアックスボンバー。これらの技で倒れた敵は一定時間内なら、どういう訳か掴むことが出来る。
掴まなかった場合はその後にダメージが発生。
敵に掴まれたら十字ボタンを連打 敵が投げ技をかける動作に入った時に十字ボタンを連打して振りほどく。
移動したまま敵に接触で掴む このシリーズでは前から掴んだ場合は十字ボタン+Yでそれぞれ違う技を使い、後ろから掴んだ場合はYの入力で投げの1種類のみ。
怒りモード
続編ラッシングビート乱、ラッシングビート修羅にも登場する、ダメージを受けることで発動する一時的な強化の一種。
怒り中はダメージを受けなくなり、ダッシュ技の突進力が上がり「背負い投げ」が「竜巻投げ」、「パワーボム」が「天井パワーボム」にそれぞれ変化する。
ワープルーム
初代のみ登場する、条件を揃えることで入れる謎の空間。像を一定時間内に壊すか、壊せないかでワープ先が変わる。