CV:長谷川育美
概要
シャドウガーデンに所属する褐色肌のエルフの女性。
幹部「ナンバーズ」の11番目を務める。
常に右目を閉じており、軍隊然とした振る舞いが特徴的。
人物
元ベガルタ帝国軍所属の高位軍人。本名はジナイーダ。
同じく元ベガルタ帝国軍属のオメガとは腐れ縁。
教団の施設に囚われていた悪魔憑きであり、唯一の生き残りであった彼女をイプシロンが初めて解呪し助けた。新メンバーの教育係を務める他、諜報員として活動していた頃の知識から各国の風土や情勢に詳しく、シャドウガーデン内では数少ない大人(作中での成人年齢は不明だが18歳程度までは学園に通っている年齢)でもあるため、時には軍事顧問として、時には成熟した大人としても若きリーダーであるアルファの相談を受けている。
また本人の実力も幹部の肩書きに恥じぬ腕前であり、新人の衣服を一瞬で切り刻むほど精密にスライム装備をコントロール出来る。
元の所属故か訓練となると鬼教官としてのスイッチが入るらしく、対象は新人に留まらず或る時は実力も立場も上のイプシロンをも罵詈雑言と共にシゴく事もあった。
しかしその厳しさも構成員達が無為に命を落とさないようにする優しさの裏返しであり、イプシロンの件も組織の益を考え己に求められている役割を全うした結果であるため、前述の件を含めアルファにも信頼を置かれている。(事実イプシロンもあまりの鬼ぶりに文句こそ口にしつつも訓練中は素直に従っていた。)
ただ、元同僚であるオメガには本人の性格や元の役職も相まって得意の叱咤も糠に釘であり、当初はこのままでは部下に示しがつかないと当惑していたが、「別にプライベートな場ならいいんじゃない?」とシャドウの軽すぎる言葉を受け己が無意識に役割に徹しすぎていたことに気がつき気を持ち直す一幕もあった。
余談
陰の実力者になりたくて 2nd season 第二話edにて両目の開いたイラストが使われており、右目には魔法陣らしきものが見受けられる。