CV.前川涼子
概要
ナンバーズの一人である褐色のエルフ。
構成員としての番号は122番。
右顔と右半身にタトゥーを彫っており、右眼が銀で左眼が金色のオッドアイ。
過去
アプリ『マスターオブガーデン』によると本名は「オリガ」。元々はベガルタ帝国軍の教導官であったらしく、同じく元ベガルタ帝国軍人であるラムダとは以前からの知人。
実力はラムダのお墨付きを貰う程ではあるのだが軍属時代、国への忠誠心や職務への使命感などは皆無でただ機械的に業務をこなす程度のやる気しか無かったこと、自身の治療を行ったイプシロンへの感謝は述べこそすれ盟主シャドウの存在を疑ってかかるなど、斜に構えた性格であることから元同僚のラムダはシャドウガーデンへの加入を反対していた(実際オメガ自身ガーデンにおいてもベガルタ帝国軍時代とスタンスは変わらないかとイプシロンに問われた際には肯定している)。
またシャドウガーデン内では鬼教官として恐れられるラムダのことも性格故か元の面識故か軽く扱っておりラムダお得意の大喝も暖簾に腕押しの有り様であった。(因みに自身を悪魔憑きから救い、一連の会話後ある種の脅しとして魔力の斬撃を飛ばしてきたイプシロンにはそれなりに真面目に従っている)。
当然集団行動には向いておらず、その意味では元教団員であった111番(後のカイ)よりも厄介な人物であるためイプシロンの命で加入後暫くは現地徴用員として111番と組んで動くことになる。
スタンスは兎も角、職務は真面目にこなす性質であるのは確かなようでベガルタ帝国内の任務では愚直と言ってもいいほど素直な111番のフォロー役として上手く立ち回っていた。
また直情的で生真面目な彼女との共同任務は他人にあまり興味を持たなかったオメガにも齎すものがあったらしく、悪魔憑きの赤ん坊を巡る一件の後には精神的に脆く危なっかしい彼女を守っていきたくなったと告白し相棒として戦い抜くことを誓い合っている。
加入後もシャドウガーデンに世界を変える力があるか疑問視していた節もあったようだが、ラウンズ第十席セルゲイとの決戦にて初遭遇した盟主シャドウとその圧倒的な力の前に己の考えが甘かったことを知り、働きを認められ与えられた「オメガ」の名と共に改めてシャドウガーデンの一員として生きることを決めた。
余談
因みに元々はカイ共々書籍版とはルートが分岐した後のWeb版にて登場したキャラクターであるが、聖域編にてイプシロンが別行動を取っていた事に関する描写やシャドウガーデンがどういう集まりなのかを説明する為に登場する事が決まった旨がアニメ公式HPの陰実四方山話 #13にて記載されている。