概要
『ふしぎの木の実 時空の章』に登場。
ネールの幼なじみである赤髪の少年。熱血漢だが無鉄砲な一面がある。
リンクと同じくベランに憑依されたネールを助けるため、時空を超えた冒険に旅立つ。
「時の竪琴」で過去と現在を駆け回るリンクと異なり、序盤で過去の時代に飛び込んでからはほぼ過去で活動しており、前半戦ではリンクの道行きのヒントを齎すこともある。
この過程でレンヌ村の人々と交流を持ったらしく、名前を知っているNPCもいる。
「人魚の洞窟」クリア後、アンビ女王が他行に出たのを聞きつけてリンク共々ネール救出に向かうが、衛兵に見つかったのかリンクに大きく遅れる形で合流、ネールに連れられる形で元の時代に帰還する。
その後音沙汰が途絶えるが、「古の墓」クリア後、アンビに取り付いたベランを捨て身で撃破すべく「暗黒の塔」に突入していく。
直後に彼を止めに現れたインパとネールから明かされたのは、彼の素性に纏わる知られざる秘密だった。
実は、ラルフの祖先は他でもないアンビ女王その人であり、ラルフはそれを知った上でアンビ女王諸共ベランを倒そうとしていたのである。
しかし、悲壮な覚悟もベランの闇の力の前には無力であり、傷一つつけられず敗北した上、リンクへの脅迫を兼ねた人質としてあえて生かされるという屈辱的な結末を迎えてしまった。
最終的にベランはリンクによって討滅されたが、ラルフはこれを受けて「リンクに負けないくらい強い剣士になって、今度こそ自分の手でネールを守り切る」という目標を確立。
シングルシナリオではラブレンヌにしばし留まったリンクから剣の教導を受けている姿が描かれているが、普通の剣技はものにしたものの「勇者の技」である回転斬りについては失敗して目を回しており、まだまだ修行が必要な模様。