概要
フォンティーユ王国に仕えるメイド長。初期は名前は判明しておらず長らく『メイド長』のみの名前表記であった。コミカライズ版での表情は糸目である事が多く桃色の髪を持ち一纏めにし左肩から垂らしている。
年齢は不詳であり、母性を感じさせる頬笑みを浮かべる妙齢の女性。ティアナよりは年上だと推測されるが、彼女とあまり変わらない年齢に見えるとの事。左目の傍には泣き黒子がある(コミカライズ版では右目)。
直属部下にティアナがおり、女王付きの彼女らは普段、城の同じ2人部屋で同居している。
メイドとして貴族の生活の一端を見る事に対して楽しいものを感じており、退屈しない日々を送っている。その中でも貴族に出す料理の余り物で作った賄食を最高の楽しみとしており、仕事終わりに賄食と高価な酒をよく嗜んでいる。そんな彼女はフォンティーユのメイド達の中でも一番の酒好きと言われている。
また彼女もティアナ同様、殺し屋だった過去を持つという。
服装
メイド服
メイド服は基本的にティアナと同様の黒のワンピースと白いエプロン、ブーツを着用。
文庫版(デザイン:アフ黒)でも資料は少ないが、ティアナのメイド服とほぼ同様のデザインで肩にフリルが追加されている事が確認できる。
異世界蹂躙版(デザイン:ぼに~)ではティアナのメイド服が紫色寄りなのに対して、リィナの服の色は黒色となっておりこちらも肩に白いフリルが追加装飾されている。
コミカライズ版(デザイン:あび)では、ティアナと全く同一のデザインとなり肩のフリルは無し。
下着
スカートの下は白のストッキングを白絹のガーターベルトで吊り、絶対領域のその上に黒のショーツを穿いている。ショーツは豪華なレースの刺繍がされた布地が薄いもので、リィナ自身の趣味で購入したもの。胸部にはショーツ同様の装飾が成された黒いブラジャーを着けている。※コミカライズ版ではショーツの色は無地の白になっている。
フォンティーユがスライムに占領されリィナ達が彼らの苗床にされていた期間中は、髪の色に合わせたようなフリルやリボンの装飾が成された上下桃色の下着を着せられていた。それは可愛らしいという印象を受けるもので、成熟したリィナには不釣り合いと本人も自覚していた。