「ジャンさんがそう言うなら、その通りなのでしょう」
概要
担当官はジャン・クローチェ。
ファッションには無頓着で、普段はズボンを着用しボーイッシュな格好をしている。
公社ではヘンリエッタとの相部屋で生活している。
ちなみにイタリアでは、本来「リコ」という名前は男性名である。
実は彼女の名前はジャンの亡くなった妹、エンリカの名前を男性形にしたエンリコの愛称であり、ヘンリエッタ同様にエンリカ・クローチェに起因する名前を担当官に与えられた。
性格
生まれた時から入院していたため、あらゆる日常に新鮮さを感じており、公社での生活を誰よりも自然に受け入れている。
そのためジャンに道具のような扱いをされても気に留めていない。
基本的に明るく好奇心旺盛だが感情の起伏は少なく(喜怒哀楽の感情のうち、「怒」だけが抜け落ちた状態)、任務中は無表情になる。
出自
CFS症候群による先天性の全身麻痺患者。
生まれてからずっと入院生活を送っていた少女。
リコが原因で両親の仲は悪化し、家族から見放される形で公社に引き取られる。
義体化により11歳の誕生日に動く身体を手に入れた。他の義体達と違って自分の過去の記憶は持っている。