演:マーク・ハーモン/ショーン・ハーモン(若い頃)
日本語吹替CV:田中正彦(パイロット版)/田中秀幸(パラマウント版)/井上和彦(Dlife版)
概要
本シーズンのオリジナルメンバーで主人公。
元アメリカ海兵隊のスナイパーで、責任感が強く、高い指揮能力を持つチームリーダー。捜査においては独自の「ギブスルール」でチームを引っ張り、数々の事件を解決に導き、卓越したリーダーシップを発揮している(正確なルール数は不明)。
しょっちゅうコーヒーを飲むカフェイン中毒で、テイクアウトするコーヒーにもだわりがある。まずいコーヒーは容赦なくゴミ箱に捨ててしまう程である。
特技は人に悟られずに背後に立つことと地獄耳。メンバー(主にトニー)がふざけていたりすると後頭部を叩くが、捜査で死線を潜り抜けるメンバーたちへの愛情表現の表れでもある。
過去に四度の結婚、三度の離婚経験がある。が、正式には1度目の妻(と娘)とは死別であり、連邦捜査官の殺害を目撃した妻が、麻薬カルテルの構成員によって娘共々口封じに事故死に見せかけて殺されてしまった。これを受け、報復としてギブスはカルテルのボスを私怨により狙撃して殺害、後ろ暗い過去として彼に付き纏うこととなる。
元妻や交際相手からは最初の妻を引きずっていると指摘されており、作中惹かれ合う女性が何度現れても、結ばれるまでには至っていない。離婚の原因も概ねこれに集約されるという。
まさかの降板
シーズン1から登場する人気キャラクターであるギブスだが、シーズン19第4話をもって主人公でありながら卒業となった。本来は区切りよくシーズン18を最後の出演とする予定であったが、制作側がシリーズ更新に難色を示したため、マーク・ハーモンが制作が続くよう配慮したことでシーズン19序盤での降板となったという。
この時点でシーズン1初回から出演しているメインキャラクターで降板していないのは、デヴィッド・マッカラム演じるドナルド・マラードのみとなった(その後、2023年にマッカラムも老衰で亡くなっている)。
降板した理由は明かされていないが、再びギブスが何らかの形で登場するかは演者のマーク・ハーモン次第であると制作側がコメントしている。