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概要

ルシフェニア共和国の歌姫

レミー孤児院時代の友人であり、彼がジュリアの養子として引き取られたあとに商人のトン=コーパに引き取られた。

最初は使用人として働かされていたが歌の才能があることをコーパが知ったことで歌姫として仕立て金儲けの道具として扱われるようになった。

元々は黒髪にそばかすのある顔だったが、舞台に出るための華やかさを欲したコーパが元ペールノエルのメンバーで『七番目の手品師』のユーゼット=オラに彼女の顔を変えさせるように頼み、ヴェノム・ソードの力でリリアンヌの顔にされた。

歌姫としての活躍を見せ始めてきたことに喜びを感じていたものの、休みを与えられることもなくひたすら歌わされたことによりそのストレスで歌うことが出来なくなる。

このことで彼女の歌声の影武者が立てられ、しばらくは口パクでごまかしていたが、元マネージャーだった人物がエルフェゴートのシュブルク新聞社にその旨を告発したことで騒ぎが起き、舞台には出られなくなった。

(彼女の歌声の影武者をしていたのは『シャンソ』というネツマ族の少女で、コーパはその彼女の顔をリリアンヌの顔にさせようとしたが、その時にはユーゼットは行方をくらましていたため仕方なく代わりに歌わせていたらしい。しかし口パクが暴露されたことで証拠隠滅として殺されてしまった)

用済みとしてコーパに始末されるところをレミーに助けられ、そのあとは『四番目のシャドウ』メイラナ=ブロッサムが住んでいるカルガランドの屋敷に隠れていた。

毒薬『gift』関連の事件を追い、その一端を担っていたメイラナを倒したエルルカグーミリアに発見され、とある事件の参考人として世界警察に保護された。

一連の事件が終わり、解放されたあとは歌手として活動を再開する。

余談

彼女の名前の由来は「リンちゃん」そのまま。

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去り人達のワルツ…曲の始めに彼女らしき人物が登場している。

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