概要
シリーズ14に登場
ジオット率いるジャッジメントグループの超能力者の一人。
褐色の肌で、しゃべりはややカタコト。「ケケケ」と笑う。
能力が具現化によって開花している為、その点が通常の超能力者とは区別されている。
ある南の島出身で、自身を「虫の神ガガブブ」に仕える神官だと思いこんでいる。
具現化の影響でその神は実在しているが、作中には登場しなかった。
能力
対象者の心のひとつの要素を極端に増幅させ、自滅に導く。
戦術としては、繊細さを増幅した相手を疑心暗鬼にさせ、戦意の喪失や同士討ちを誘うなど。
作中ではこの能力を使って敵に仲間割れを起こさせ、結果的に一人で武装大隊を壊滅させた。
能力を発動させた際「バキン」という(心が壊れる音?)描写が入る。
時間をかければ洗脳に近い事を行う事も可能で、司令塔として様々な強化生物を従えていた。
ドラコ(大型は虫類)の他、人食いゴキブリなどを配下に置く。
ドラコには高い知性があるが、ゴキブリがそうであるとはとても思えないので、
知性を持たない生物に対しても洗脳効果はあるように思える。
その能力を「銃より早く、剣より致命的」と豪語していたが
最初から心に偏りがある人物に対しては効果が薄く、また強化する要素は選ぶ事ができないという弱点がある。
その為、主人公に対して能力を使った際は「勇敢さ」を強化してしまい、
防護対象であるドリームマシンへの進撃を許す決定打となってしまった。