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レインフォルス

れいんふぉるす

ラングリッサーⅤに登場するロシュフォール領邦君主にして「赤き月クリムゾ」を本拠とする古代種族の皇太子。
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声・速水奨


Ⅴの主人公シグマとヒロインラムダを生け捕るべく、ギザロフの魔導研究所を突然襲撃してきたレーゲンブルグ連邦王国ロシュフォール領邦君主。

ギザロフと手を裏で組んでいたものの、レーゲンブルグとカコンシスの戦争やその後のレーゲンブルグ内の内戦では上手く言い訳をして参戦を拒んでおり、終戦後に突如サザーランド領邦君主ランベルト、レイノルズ領邦君主アルヴィンスを仲間に引き入れて「三国同盟」を結成、レーゲンブルグ新女王ローゼンシルに宣戦を布告した。



超古代の大戦争

実はレインフォルスは人間ではなく、超古代にラングリッサー世界の舞台となる惑星を支配していた古代種族、しかもその皇太子と言う立場の人物である。

彼等は見かけは人間との判別が困難な程酷似しており、尚且つ性成熟までは人間と同じ速度で成長するが、人間を上回る技術力と魔力、そして数百年単位の寿命(軽く200年以上は若々しいままで生き続ける)を兼ね備えており、「赤き月クリムゾ」を首都として、マナを操る王専用の宝剣「アルハザード」とマナを動力とする高度な機械類の製造技術を使って大繁栄していた。

しかし、「赤き月クリムゾ」に住む貴族を中心とした主流派「クリムゾニア」と地上での仕事を回されていた労働者階級を中心とした反主流派「クリムゾランダー」に分かれて星全体に壊滅的な破壊をもたらす大戦争を繰り広げた結果、クリムゾは200年周期で本星に最接近する変な軌道に乗ってしまい、クリムゾに居たクリムゾニアは本星から彼方に首都ごと飛ばされ、後方からの支援を絶たれた地上のクリムゾニアは王の象徴である「アルハザード」を魔族に奪われた挙句に壊滅に追い込まれた。

一応は勝利した形になったクリムゾランダーの方も、人的被害は極めて大きく、個体の能力が劣る代わりに繁殖力の高い人間を抑えつける事は不可能となり、レクリオ村等の幾つかの人間社会との窓口を維持しつつ歴史の裏でひっそりと生きていく事を選択した。


地上に降りたクリムゾニアの対立

軌道が狂ったクリムゾに取り残されたクリムゾニアはエネルギー節約の為に大半の住民を人工冬眠させて、200年ごとの本星の最接近期毎に活性化するカオスゲートから現れる魔族と交戦する生活を続けていたが、ラングリッサーⅡの時代に、あと200年と少しで蓄積していたマナエネルギーが枯渇して人工冬眠も魔族からの自衛も不可能になる事実が判明。

皇太子レインフォルスは自らと参謀ゼロ、そして一騎当千を誇るレインフォルスの護衛クリムゾナイツ9人組を中心とした決死隊を地上に降ろす決断を下す。


地上に降りた彼等はイェレス大陸のロシュフォールを拠点にマナを生み出す世界樹を植樹する活動を始めると同時に、クリムゾにマナを補充する方法を模索。

しかし、人間が大増殖した地上で暮らすうちに、彼等の中にもかつての様にクリムゾニアが地上を支配する方針を維持するゼロ達強硬派と、人間と友好的に共存しようと考えるレインフォルス達穏健派に意見が分裂。

「クリムゾに残してきた仲間を救う」と言う大目的では一致していた為、表立っての対立は避けられていたが、情報収集の為にクリムゾランダーの窓口であるレクリオ村に接触した事で事態は一変。

元々、人間の部下や領民にも友好的で彼等からの人気もあったレインフォルスはレクリオ村のクリムゾランダー達と意気投合して、その中の一人ブレンダと恋仲になってしまう。

「クリムゾニア、クリムゾランダー、人間が穏健に共存できる世界」を目指し始めたレインフォルスに強硬派は大反発をするも、皇太子という権威とクリムゾ王の宝剣を操る資格、そして圧倒的多数の人間の部下や領民からの絶大な支持を誇るレインフォルスを排除する訳にもいかず、「嘘をついてレインフォルスを失恋に追い込み、彼が落ち込んでいる隙に鉄砲水でレクリオ村を滅ぼす」と言う超強硬策に打って出る。

クリムゾランダーとの和解と共存の道を断たれたレインフォルス達穏健派のクリムゾニアは仕方なしに、強硬派の推し進めるギザロフとの同盟と失われたアルハザードの代用となる改造人間計画に従う羽目になる。

同胞を救う切り札となるアルハザードがレクリオ村にあった事とアルハザード及びそのコピーであるラングリッサーを使える血筋の幼児乳児の生存を知らないままに・・・


本編中の活動

レインフォルスの絶大な支持に支えられたロシュフォール領邦軍と領民の戦意は旺盛で、古代技術を使う前から戦争で疲弊したレーゲンブルグ連邦王国正規軍を圧倒。


ちなみに連邦王国正規軍を率いる新元帥ランフォードは、父・ランベルトがレインフォルスに加担した為宰相ラッセルに謀反の疑いをかけられ幽閉されたが、ランディウスの協力で脱出。

シグマ達に合流し、本物のラッセルが魔族の幹部で変身能力を持つフェラキアに殺され成り代わられていたことを突き止め疑いを晴らすことに成功している。


しかし、マナをクリムゾに送り込む為のアルハザードが魔族に奪われた挙句に、統率者たるボーゼルを欠いた魔族の幹部達の其々勝手に暴走を始める、アルハザードの代用として改造したラムダ(マリアンデール)とそのパートナーシグマ(ウェルナー)が想像以上に手強い、ゼロ達が殺し損ねたエミリーとランディウスによって連邦がカコンシスの援助を得て体勢を立て直す、かつての恋人ブレンダを始めとするクリムゾランダーが妨害に乗り出す等のトラブルが続き、辛うじてクリムゾへのマナの供給には成功するも、遂に古代に惑星全土を壊滅に陥れた最終兵器「青き月ペイリア」の操作を魔将軍ガイエルに握られるという最悪の事態に陥ってしまう。

ペイリアから放たれた魔導砲の一撃でクリムゾニア強硬派の主戦力だった空宙戦艦は撃墜され、参謀ゼロを含むクリムゾニア強硬派は事実上壊滅した。(参謀ゼロはペイリアからの砲撃を見越してレインフォルスを置き去りにして空宙戦艦を発進させ、艦の航行に必要な最低限の人員以外は砲撃を受ける前に下艦させていた。)


シグマ・ランディウスとの決戦に敗れ、彼等に生け捕られたレインフォルスの下に瀕死の重傷を負った人間の側近アイゼルが現れ、クリムゾニア強硬派の起こしたレクリオ村崩壊の真相を告白。嘗て共に夢見た、クリムゾニア・クリムゾランダー・人間の平和的共存の実現を託して息絶えた。

アイゼルの遺体に取りすがって号泣するレインフォルスはクリムゾランダーやレーゲンブルグとの和睦を決断、ブレンダや親を殺されたエミリーランディウスも真犯人である参謀ゼロがガイエルに殺された状況ではこれ以上レインフォルスや穏健派のクリムゾニアを責める事も出来ず和解が成立・・・するが、シグマに敗れたガイエルが死なばもろともとばかりに最後の力を振り絞ってアルハザードの魔力(マナ)を使いペイリアをクリムゾとの衝突軌道に乗せてしまう。

クリムゾへのマナ補給とペイリアの発射で一時的にマナ不足になった状況ではレインフォルスが使うアルハザードでもペイリアを元の軌道に戻す事が不可能と言う絶体絶命の危地で、シグマが気力を増幅するラングリッサーを使って自身に付与された「数百人分の気力エネルギー」を更に強化してペイリアの自壊装置を起動させる、という作戦を発案。

レインフォルスは最悪の事態に備え、冬眠中のクリムゾニアの覚醒、脱出を指揮するが、後は自分達が脱出すれば終わり、という状況でペイリアの自壊装置がクリムゾの至近で作動、クリムゾはまた200年単位で本星に最接近する超楕円軌道に戻ってしまう。

レインフォルスはペイリアから脱出はしたものの、宇宙船が故障したシグマ達をリモートコントロールで本星への帰還軌道に乗せた後、200年後の再会をブレンダと約束して冬眠装置に赴いた・・・。



人物

以上の様に、敵役として登場したものの、本性は旧敵や異種族とも積極的に仲良くしようというフレンドリーな性格で、無益な殺生は好まず、人間の部下でも危地には率先して救助に当たり、その死に号泣する等、善良な人物。

ただし、同胞の壊滅の危機という状況が迫っていることから、誘拐未遂や人質作戦等の強引な作戦も劇中では行っている。


ラングリッサーモバイル


聖剣ラングリッサーに宿る過去の記憶から構成され召喚された英雄(プレイヤーキャラ)として登場。


それとは別に、メインストーリー第二部では、『V』から150年しか経過していないにもかかわらず、赤き月クリムゾが失われた青き月ペイリアを伴って突如出現。レインフォルスが宇宙船でクリムゾから地上に降り立ち、クリムゾナイツ達にかつて自ら植樹したはずのイェレス大陸の世界樹を焼き払わせ始めた。


「真・魔剣アルハザード」(第一部でボーゼルが魔剣アルハザードを新しく造ったため対比してこう呼ばれる)を所持。仮面で顔を隠しており、通常の声とエフェクトがかかった声の二つの人格が身体に宿っている。


彼らクリムゾニアの目的は不明だが、行動の奥には邪神の存在が見え隠れしている。

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