ラムダ(マリアンデール)
らむだまたはまりあんでーる
CV:皆口裕子
ギザロフの魔導研究によって生み出された人造兵の一人。主人公「シグマ」と共に研究所で目覚めたところからストーリーが始まる。
形式番号は「Λ―052」。魔力キャパシティの増大が大きな目的とされ、その過程で様々な知識もプログラムされており、ストーリーを通して主人公に情報を与える役目をもつ。
その性格は淡々としておりあらゆる感情が欠落している。任務の遂行の為なら冷酷な提案も自身の死も恐れない。
そんな彼女の正体は、前作「Ⅳ」の仲間の一人である「マクレーン」の死んだと思われていた妹「マリアンデール(マリー)」。
Ⅳのストーリーが始まる1年前に兄妹揃ってギザロフの側近オメガに捕らえられ、上記の改造を施されてしまい、その結果髪の色が変わり、記憶も封じられ感情も失った。
だがストーリーが進み、兄・マクレーンと再会したことを切っ掛けに自身に向き合うことを決め、ストーリー中盤ですべての記憶と感情を取り戻す。その際に表情グラが変化し、声色も明るくなり、名前もマリアンデールとなる。
そして終盤では戦地から疎開して生き延びた両親との再会を果たすこととなる。
因みに実家はレーゲンブルグのカコンシス国境近くの町の富豪で、廃棄された屋敷と家族の肖像画を見た事で記憶が蘇り始めた。
ラングリッサーⅣ開始時点で28歳のマクレーンとはそれ程年が離れているようには肖像画では描かれていないので、年齢的にはラングリッサーⅤ前半時点で23歳のシグマと同年代か少し年上である。(ただしVの3年前頃に、死んで改造される以前のシグマが、記憶を封じられて廃棄されるマクレーンを逃がしており、シグマもラムダも肉体年齢的にはその辺りの頃のままと思われる)
彼女が改造された本当の理由
ちなみに、彼女の身体には大気中にマナ(魔法エネルギー)を放出する世界樹の種が埋め込まれており、これが彼女の魔力キャパシティを増大させている。
世界樹の種をギザロフに提供したのは数百年の寿命を持つ赤き月クリムゾの民クリムゾニアの皇太子レインフォルスである。
彼は二百年周期で地上の周囲を周回するクリムゾの動力たるマナ(魔力)が枯渇する事を知り、二百年前に地上に降り立ちマナを生み出す為に世界樹の植樹を行ってきた。
しかし、マナを操るクリムゾ王専用の宝剣アルハザードはその時点ではリアナとラーナに賢者の水晶の形に封印され天界に保管されていた。
止む無く、世界樹と交信し、世界樹のマナをクリムゾに転送する人間を創り出すために人体改造の技術を持つギザロフに世界樹の種を提供し、ギザロフがマリアンデールを改造した事を確認すると彼女を拉致してかねてからの計画通り彼女にマナを転送させようとしたのであった。
能力の使い方を熟達させれば、マナ可動式の機器を無力化する事さえ可能であり、アルハザードを持ったレインフォルスがクリムゾから200年間帰れなくなった戦後の地上では大きな戦争抑止力となった。
シグマがウェルナーとしての記憶を取り戻した後、マナ兵器による戦争を恐れてそれら兵器を持参してイェレスを旅立ち、ガルパイス大陸へ向かう。そこでエリュシオンのロヴィナー大帝アレスらや剣鋳軍の大将マシューらと関わり、ガルパイスを揺るがす戦乱に身を投じていく。
ユニットとしては「5」の時代(記憶を取り戻す前)が「ラムダ」、「モバイル」の時代(記憶を取り戻し、ガルパイスへ渡った頃)が「マリアンデール」のユニット名で登場する。
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えー、こちらは先程投稿したシグマ君×クラレ様二次創作「温泉」の作成途中に思いついたキャラ壊れギャグになります。 そういうのを許せる方のみご覧ください。 一応タグでシグマ×クラレットとなっておりますが、匂わせてるだけで具体的なカプ描写もありません。1,873文字pixiv小説作品