概要
声:堀秀行
レーゲンブルグ連邦王国元帥ギザロフによって創り出された改造人間であり、コードナンバーはΩ137。
「ラングリッサーⅤ」の主人公シグマが試作品であるのに対し彼は完成品で、気力増減の能力を制限なく使用できる。
「ラングリッサーⅣ」の登場人物マクレーン及びその妹でⅤのヒロインマリアンデールを拉致して実験体としてギザロフに提供した張本人でもある。
元々孤児だったのをギザロフに取り立てられ第一の側近にまで成り上がったが流れ者のシグマにその地位を奪われたことでシグマを激しく憎悪している。
改造後もシグマを殺す為、大恩あるギザロフの偉大さを証明するために自らの力を示すべくシグマ達と敵対したレインフォルスと手を結び、執拗にシグマを突け狙いラングリッサーも奪おうとするがことごとく失敗。一度は息絶えたかに見えたが前述の気力増幅能力を駆使して生き延びていた。
シグマとレインフォルスが和解して、青き月ペイリアの暴走を阻止すべくペイリアに乗り込んだ際に自らもペイリアに乗り込み、地上の危機も何もかもお構いなしにシグマに戦いを挑んできた。
しかし、命に代えても地上を護ろうとするシグマとの覚悟の違いゆえか故かまたしても敗北。
どうあってもシグマに勝てないことを悟り、ようやくシグマを認める。
そしてシグマと共に最期の力を振り絞って増幅させた気力をラングリッサーに送り込んでペイリアの自爆装置を作動させ、当初の思惑とは違ったもののギザロフに改造された自分の力を示せたことに満足して息絶えた。