ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

声・緑川光

小説版の本名はウェルナー

ギザロフの魔導研究によって生み出された人造兵の一人。ヒロイン「ラムダ」と共に研究所で目覚めたところからストーリーが始まる。

形式番号は「Σ―063」。

当初はギザロフの部下として魔族からアルハザード奪還に出撃させられるが、Ⅳの主人公ランディウスによって標的であるボーゼルも主人であるギザロフも倒されて途方に暮れる事になる。

レーゲンブルグ軍から逃げ回るうちに魔将軍ガイエルがジェシカからラングリッサーとアルハザードを強奪する瞬間に遭遇。

ラムダことマリアンデールの兄、マクレーンからアルハザードの危険性を教えられ、以後はラングリッサーとアルハザードを奪還すべくイェレス大陸からエルサリア大陸に渡り、ジェシカとカルザス皇女クラレットの協力に回る。

クラレットが4年前に刺殺した筈のカルザス帝国近衛騎士団長そっくりの容姿・体格と声をしており、ギザロフの息子クルーガー同様のクローン人間と思われていたのだが・・・

その正体

実は殺された筈のカルザス帝国近衛騎士団長本人。

父はアルテミュラー&ファーナ夫妻を祖とするリグリア帝国皇族の末裔のエギル公爵、母はランス・カルザス&ナーム(およびその祖先のルナ・トーランド)夫妻直系の子孫であるカルザス皇帝の姉妹であり、容姿もファーナとルナが混じったような顔をしている。

叔父であるカルザス皇帝の大のお気に入りであり、17歳にして近衛騎士団長として軍の大幹部に抜擢されていた。

しかし、その当時、光輝の末裔として有力な一族がカルザス皇族以外絶えていたことから闇の皇子ボーゼルの標的にされてしまい、叔父の執務室に単身呼ばれたタイミングで魔将軍グロブの不意打ちを受けて気絶、叔父を絞殺されてしまう。

ゾンビ化にされた叔父が甥の剣で自刃、朦朧とした意識の中で現場から逃走してしまう、更に従妹クラレットの検死が杜撰で絞殺を刺殺と誤認してしまい、叔父殺し・皇帝殺しの犯罪者として指名手配されてしまう。

むざむざ叔父を殺されてしまった自責と逆上したクラレットによって両親を殺された悲しみから、ギザロフに拾われた時から既に自暴自棄となっており、両親に続いて自身を殺すべく現れたクラレットにも反撃せず心臓を刺されてしまう。

しかし、その場に居合わせたギザロフの部下がすぐさまギザロフの下に彼を担ぎこむ機転を利かせ、尚且つギザロフも気力増大型改造人間(数百人分に匹敵する気力を生涯に1度だけ行使出来る)の試作準備に入っていたタイミングの良さもあり、蘇生に成功はしたものの、記憶はすべて失ってしまっていた。

此等の情報をギザロフ配下時代の同僚オメガと叔父お気に入りの観葉植物と意識を通わせたマリアンデールから聞かされた直後に、統率者のボーゼルを失った魔将軍達が暴走を開始。

真犯人であるグロブが暗殺事件を肯定した事からカルザス皇帝の甥として魔族と闘う事を決意する。

尚、シグマに冤罪を着せる為の道具として使われた彼の愛用の剣はかつて先祖であるアルテミュラーが魔族として蘇ったものの、アルハザードの封印で衰弱死の危機に直面した妻ファーナを救う為に発掘した剣で、マナを砲撃に使ったり生命力に転嫁して目標に注入する機能を持った秘宝で、エギル一族でも稀にしか使える人間が出なかった一品である。

本来は古代種族の王族用の武器として製造されたものであり、PS版ではランディウスとレインフォルスも使用出来る設定になっている。

三つ巴の戦い

カルザス帝国を乗っ取って過政を敷く大臣ギルモア一派を倒し、エルサリアにおける魔族の拠点ヴェルザリアを攻略したシグマ達であったが、ラングリッサー無しでは魔将軍クラスに決定打を与えられないと判断し(実際はランディウスに魔将軍フェラキアが倒されるなど必須、と言う訳でも無かったが魔族の力を破るラングリッサーの力が極めて有効なのは間違いない)、古代種族反主流派の末裔クリムゾランダーと同盟を組んでラングリッサーの奪回の為にイェレス大陸に戻る。

イェレス大陸では古代種族主流派クリムゾニアの皇太子レインフォルス達が本拠たる「赤き月クリムゾ」のマナ切れによる同胞の全滅を防ぐべく、アルハザード、若しくはアルハザードの代替として改造されたマリアンデール奪取の大攻勢をかけていた。

レーゲンブルグ連邦王国の元帥であるランフォードを仲間に加え、カコンシス王国及びレーゲンブルグ連邦王国本国の協力を取り付けたシグマ達はクリムゾニア、魔族との3つ巴の大戦争に突入する。

クリムゾニアの強硬派首魁の参謀ゼロは魔族との戦いで戦死、元々暴力的な支配を好まず人間やクリムゾランダーとの穏健な共存を望んでいたレインフォルスやその同調者達はマリアンデールがクリムゾにマナを補給して同胞の全滅の危機が去った事から和睦に応じた。

残る敵は古代種族の最終兵器でもある「青き月ペイリア」の制御キーである魔剣アルハザードを持つ魔将軍ガイエルのみ。

ラングリッサーでガイエルに致命傷を負わせたシグマであったが、ガイエルは惑星全土を自身の道連れにすべく最後の力でペイリアをクリムゾへの激突軌道に乗せる。

マリアンデールによるマナのクリムゾへの大量供給とペイリアの使用で一時的なマナ不足に陥っていた状況では、アルハザードを正統の使用者たるレインフォルスが操作してもエネルギー不足でペイリアの元の軌道への回帰は不可能で万事休す・・・と思われたが・・・

最終決戦

アルハザードと同じ機能を再現し、尚且つマナではなく気力をエネルギー源にするラングリッサーならペイリアの中央制御室でなら自壊装置を作動させられるものの、直ぐに動かせるクリムゾニアやクリムゾランダーの宇宙船では必要な人数を送るのは難しかった。

此処でシグマは自分に施された「数百人分の気力の放出」と言う改造能力をラングリッサーで増幅してペイリアの自壊装置を作動させる作戦を発案。

そしてペイリアの制御室でペイリア防衛の為のロボット兵器及び彼を追ってきたオメガと最終決戦に突入する。

オメガを打ち負かし、防衛ロボットを破壊したシグマであったが、肝心の気力エネルギーの放出が出来ない。

実は、シグマはエルサリアからイェレスに戻った直後に爆弾で吹き飛ばされそうになった仲間のブレンダを庇って思わず気力放出能力を使ってしまっていたのである。

此処で、シグマに敗れて半死半生のオメガがサポートに名乗り出て、辛うじてペイリアの自壊装置は起動したが、重傷の身で死力を振り絞ったオメガは死亡、シグマも二度目の使用は致命的となる気力増大能力の二回目の使用で瀕死に陥ってしまう。

更に、ペイリアの自壊の衝撃で脱出に使った宇宙船の操舵装置がバグを起こして、残りの仲間も死を待つばかり・・・

此処で、ラングリッサーに宿ったジークハルト王の魂が、最愛の女性の必死の願いを増幅してシグマの魂に届ける事で辛うじて一命を取り留めることに成功。

宇宙船のバグも、危険を冒してクリムゾに残っていたレインフォルスの決死のサポートで帰還軌道に戻され、無事に地上に戻る事が出来た。

戦後、徐々に記憶が戻り始め、叔父をみすみす殺された自責で欝になってしまったシグマであるが、苦楽を共にした最愛のパートナーに支えられて復活したところでラングリッサーシリーズの物語は終了を迎える。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 膝枕

    今回は、疲れ気味のシグマにクラレットが膝枕をするお話になります。 私のお話では定番になりつつあるクラレットの執務室での日常の一コマのお話になります。 いつも通りラングリッサー5のクラレットエンドが前提となっております。
  • 誓約(前編)

    ラングリッサー5本編の遥か前の、シグマとクラレットの幼少期の出会いの話になります。前後編に分かれる予定です。例によって独自設定が満載の為、苦手な方はご注意下さい。
  • 蓬餅

    今回はシグマ×クラレットのホワイトデーネタになります。 バレンタインネタを書いていた時にいつかシリアスで使いたいなーと思っていた話を今回盛り込んでおります。 今年に入ってからはほのぼのいちゃラブやギャグばかりでしたが、今回はシリアスネタになります。
  • 覆水

    シナリオ23の直後、エリックの死が自分に原因があると後悔するクラレットと、エリックに嫉妬を感じていたシグマの話になります。 シグマ×クラレットを妄想するにあたってエリックの件はどう決着つけるかは避けて通れないと思っていたので、今回はいつも以上に気合を入れたつもりです。 ただ、シグマがエリックに嫉妬を感じていたという独自解釈がありますので、そこに違和感ある方はご注意下さい。
  • 新たなる始まり

    今回はシグマ×クラレットの年末年始のお話になります。 温泉に浸かりながら、2人の告白から今日までの事を回想しながら年明けを迎えるお話となります。 また温泉かよと突っ込まれそうですが書いている人が大の温泉好きなのでその辺はご容赦下さい。 例によって、ラングリッサー5のクラレットエンド後の話となります。
  • ハロウィンの祝祭(シグマ×クラレット編)

    今回はシグマ×クラレットのハロウィンネタになります。 ランモバのクラレットの残響スキンである魔女っ娘スキンをシグマと一緒に着せてハロウィンで盛り上がるカルザスの城下町を散歩させたい!!という欲望から出発したのが今回のお話となります。 例によって、ラングリッサー5のクラレットエンド後の話となります。
  • 果実

    今回は、前回書いたお話のきっかけになった萌えシチュエーションから思いついた、肩凝りに悩むクラレットにシグマが肩もみをするお話になります。 …………その筈が、クラレットのおっぱいから目を離せなくなったむっつりスケベなシグマと、そんなシグマを振り回したいクラレットのお話になってしまいました(笑) ラングリッサー5のクラレットエンド5の2人の日常の一コマだと思って読んで頂けると嬉しいです。
  • 初夏

    今回は夏の始まりの時期の暑さに悩むシグマと、そんなシグマの為にアイスクリームを振舞うクラレットのお話になります。 アイスクリームのように甘い2人を書くつもりが……いつも通りの煩悩で頭が一杯なシグマとクラレットによるラブコメとなってしまいました(笑) ラングリッサー5のクラレットエンドが前提となっております。
  • 名前

    シグマとクラレットの結婚後、記憶が戻ったシグマに対し、シグマを過去と今のどちらの名前で呼ぶか悩むクラレットの話です。 例のように、クラレットエンド前提のお話になります。
  • ハロウィンの後夜祭(シグマ×クラレット編)

    今回は前回投稿したシグマ×クラレットのハロウィンネタの続きのお話になります。 ハロウィンを楽しんで帰宅した後にいつものように肌を重ねた後の幸せな一時のお話となります。 (本当はエロシーンも書いて18禁にしたかったんだけど、エロシーン書いている時間がないのに加えて主に書きたかったのが事後のイチャイチャだったのでそっちのみに変更。) 例によって、ラングリッサー5のクラレットエンド後の話となります。
  • 誓約(後編)

    ラングリッサー5本編の遥か前の、シグマとクラレットの幼少期の出会いの話になります。今回は後編になります。例によって独自設定が満載の為、苦手な方はご注意下さい。
  • 五年

    今回は、以前書いた創作「覆水(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20863894)」の5年後の後日談的なお話になります(厳密には5年以上ですが………。) ランモバ5周年企画の「ランモバレッツゴー創作物」の為に書いた作品で、結婚式を目前に控えたシグマとクラレットが、5年前の事件から今日までの事を語る内容になっております。 ランモバの要素も少々入れているつもりです。 当然ですが、クラレットエンドが前提となっております。 また、作者のオリジナルな解釈がかなり出てくるので、気になる方はご注意下さい。
  • マッサージ

    今回は、昨年相互フォロワーさんより頂いた萌えシチュエーションを短編小説にしてみました。 書類作業で疲れたクラレットにシグマがマッサージをするお話になります。 いつもの通り、シグマ×クラレットのお話となります。 時間軸はクラレットエンド後となります。
  • アルフレッドきゅん(女物装備)

    エプロンドレス

    ラングリッサー5/シグマ×アルフレッド(シグアル) アルフレッドにエプロンドレスを無理矢理着せる妄想話。 ※腐向けBL/シグマがむっつりすけべ/アルフレッドきゅん女装 ぷらいべったーにアップしていたものを加筆修正 続編?マジカルビキニhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14749007#1
  • 朗月

    ペイリアを破壊してから1年後、休暇も兼ねてやってきたカルザスの温泉の露天風呂で、星空を見上げながら追想するシグマとクラレットの話になります。 クラレットエンド前提のお話になります。また若干独自解釈が入っておりますので、苦手な方はご注意下さい。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

シグマ(ウェルナー)
2
編集履歴
シグマ(ウェルナー)
2
編集履歴