クラレット(ラングリッサー)
くられっと
CV:川上 とも子/悠木碧(ラングリッサーモバイル)
カルザスの皇女で、ワガママ、他力本願の御転婆姫。
慕っていた従兄でラングリッサーⅤの主人公、シグマが、父である皇帝殺しの犯人と疑われると、伯母夫妻を処刑した後に彼を追って大陸を渡り、自らの手で、彼を手に掛けた。
その後、魔族討伐の為、大魔術師ジェシカの力を借りる為に、
単身、ジェシカを探す旅に出たが、己が手に掛けた筈のシグマと再会する。
しかし、彼女が留守にしていたカルザス帝国は大臣のギルモアに乗っ取られ、ギルモア派の貴族が民を搾取する末期症状を呈していた。
他力本願な態度からジェシカや貴族達に愛想を尽かされ助けた民衆からも恨まれたクラレットであったが、仲間であるブレンダの厳しい叱責とクローンと思っていたシグマの本人であるとの告白を受けて流石に反省。平民階級の活気のあるカコンシス王国(能力不足の先代王に部下と妹の討伐に失敗して散々に打ち負かされた挙句に情けを掛けられる形で即位した現女王と権威を失墜する王が続いていた)をモデルとしたビジョンを打ち出すことで一度は愛想を尽かせた貴族達やジェシカの信用を回復し、帝都の奪還に成功する。
しかし、父帝お気に入りの観葉植物の記憶を読み取ったマリアンデールによって、シグマの冤罪を知らされる。
そして、直後に出現した魔将軍グロブが皇帝の殺害を認めた事で、シグマの無実は証明されたが・・・
叔父殺しの従兄を制裁した心算が闇の皇子ボーゼルに踊らされて、自身が杜撰な検死を基に非の無い伯母夫婦を殺して光輝の末裔を壊滅状態に陥らせたとグロブ自身に指摘されてしまった。
最もクラレットより先にシグマ自身がそもそもの原因がお前たちだと論破したためそのまま流す事ができたが、彼女自身に反論ができなかった事は間違いないだろう。
尚、元の声優の川上とも子氏が2011年に亡くなったのもあってか、ラングリッサーモバイルでは悠木碧氏が声を担当している。もっともモバイルではほぼ全てのキャラクターのキャストが変更されているため、理由はこの限りではないが。
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