概要
電力を放つ物質「雷髄」を埋め込まれた雷髄人間。
その雷髄人間の孤児7人が育ての親である先生と暮らしていた。
しかしある時、大国エデニアの幹部シェパード中佐とその精鋭部隊が襲来、
孤児達は主人公のタツを除き攫われてしまう。
タツは育ての親であるデュラン先生から雷を操る力を引き継ぎ、
攫われた他の孤児をレッドスプライト号で助けに行くのであった。
登場人物
レッドスプライト
タツ・フラムト
本作の主人公、雷髄人間でも特に強力な電力を持った孤児7人の一人。
全身の神経を電気で繋げることで身体能力を底上げしている他、剣術に秀でている。
一人称は小生(たまにオレ)。
モノ
(イラスト右の人物)
タツと同じく孤児で性別不詳。一人称はボク。
特に強力な電力を持った孤児の中でも最高の電力を持つ。
捕まって電力にされていたがタツに助けられる。
レッドスプライト号の乗員たち
エデニア軍に捕まって奴隷にされていた雷髄人間だがタツに救出される。
アーム操縦役のリベルラ、積荷調査役のガネット
厨房担当のハボクック、医務室担当のシーガルとその助手
独房兼研究室担当のパンジャン、操舵士のフォールなどがいる。
ジェイムズ・ランドルフ博士
エデニアの博士、タツに捕まって人質になるが
今の所は嫌々ながらも協力している。
デュラン先生と教え子たち
デュラン先生
特に強力な電力を持った孤児7人と暮らしていた。
エデニアの兵士を次々倒し、
シェパード中佐に背後から一撃を叩き込むほどの実力者だがタツに力を託し力尽きた。
アルフレッド
タツやモノと同じ孤児。シェパード中佐らに捕まって1年ほど経った後に脱出した。
タツがアトラス将軍の前で行った演説を聞いている。
他の孤児4人
タツやモノやデュラン先生と暮らしていた。
内1人は現在顔に傷がついており凶暴そうになっているが...。
エデニア
デイビッド・アトラス将軍
エデニアの最高指導者でありタツを上回る実力の持ち主。
(ただしタツの反応を見るにそこまで大差は無いと思われる)
失態を犯した放送局長を自分の手で粛清できる事を嬉しがるなど残忍な人物。
シェパード中佐
エデニア軍の幹部のオカマ。6年前に部下を率いてタツ以外の孤児6人を捕らえるが
部下をタツに全滅させられ、自身もかつてデュランと交戦時にやったように
心臓を電力で圧縮され倒された。
放送局長
エデニアの放送局長。すぐにタツの宣戦布告の放送を止められなかった失態により
アトラス将軍の手で粛清され(頭部を焼き払われ)た。
遺灰兵士
アトラス将軍の側近であるエデニア軍の幹部〜最高幹部。
少なくとも6人おり、いずれもシェパード中佐を上回るほどの強者。女性もいる。
公にできない力を使用するらしいが...
リチャード・フレデリック・ブリストル
エデニアの名家であるブリストル家の当主でありエデニア軍の最高幹部。
エデニア軍最強の駆逐戦艦エクスキャリバー号を指揮しレッドスプライト号を襲う。
女性士官
リチャードの下で働いている、どこかで見たような外見の女性士官。
軍上層部の専横にやや疑念を抱いているようだ。