概要
漫画『カシバトル』に登場する、ラムネの菓子能力者。
人物
明るい性格の人物で、「〜だよん」のような口調のキャラクターである。鐘木チョコやポップン=コンスターチよりも年上の16歳。基本的に常に笑顔だが、たまに笑ってない素顔を見せる時がある。
経歴
チームキャラメルの責任者、ヒトツブに誘われ、レジスタンス入団試験でチョコ、ポップンと共に合格した。本人曰く、自分と同い年の人間が中々来なかったらしく、彼らが来た時には真っ先に話しかけてきた。
第一章ではオアズーケ王国直属のスーパー、スナッキングを制覇するために戦う。そこで酢軍、酢海粉と対峙し、虹錠菓・紫で速攻で撃破する。また、この技は素の自分でなければ発動できないとのことだが…。
第二章では交流戦にてザラメノ=ワタワと対峙し、ワタワを技で圧倒する。そこで、ワタワは綿あめの能力でステージを覆い、レモネドに「負けて欲しい。」と乞う。しかし、レモネドはワタワが対戦前に発言した「親の顔が見てみたい」という発言にキレており、チョコ達に見せたことのない怒り顔で攻撃しながら彼に詰め寄った。
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過去について(ネタバレ注意)
彼は元々母子家庭で、看護師として働く母親が出勤前にくれるラムネを食べながら母親の帰りを待つという生活をしていた(父親は屑だったらしく、物心ついた頃には既に離婚していたらしい)。しかし、母親が仕事をセーブしてようやく一緒にいれる期間が増えると思った矢先に母親が過労で入院し、施設に入ることになる。母親が入院してる間もラムネが施設に届いたが、彼はラムネにほとんど手を付けることがなくなり、施設の唯一の友人のキリン、ミツヤをはじめとした周りに譲っていた。
そんな状況で、お菓子禁止令が発令する。
施設にはラムネのストックが残っており、それを嗅ぎつけた菓子取団に施設を襲撃されてしまった。襲撃後、施設の子供に非難の目(キリンとミツヤは庇ってくれていた)を向けられる。しかし、彼は彼らを無視してある場所に向かって走り出す。その場所は、母親が入院している病院だった。彼は母親に怒りをぶつけ、ラムネの瓶を床に投げつけた。その後、病院から走り去り、ラムネの菓子能力を会得。彼を慕っていたキリン、ミツヤと共に放浪し、菓子取団を狩り、お菓子を売った金で生活していた。しかし、1年後に母の主治医に呼び止められ、母の病室に行くが、母親はレモネドの記憶のみを忘れていた。というのも、レモネドに怒りをぶつけられ、自分が母親失格だとひどく受け止めてしまったのが原因だった。その後、レモネドは病院から走り去り、自分の不甲斐なさやガキくささに対して自分を責め、チョコやポップンに出会ったときの明るい性格の自分が誕生したのだった。そして、故郷を去って菓子取団を狩り、菓子を売った金で母親の介護をしているある日、ヒトツブにスカウトされ、チョコやポップンと出会ったのだった。