この記事には、アニメ3期「ガンダリアンインベーダーズ」のネタバレが含まれています。未見の方はご注意ください
概要
声優は野島裕史。
ガンダルディア出身のバトルブローラーズのメンバー。
闇属性を操る。パートナーはラインハルト。
しかし、6話で発覚したその正体は、ガンダルディアから地球に送り込まれたエージェント。地球の子供達を爆丸戦争の兵士にする為、また、バトルブローラーズをガンダルディアの戦力にする為に暗躍していた。
24話までダン達と敵対していたが、オープニングやエンディング、アニメのキービジュアルでは、あたかもバトルブローラーズの一員であるかのように扱われていた。
そして24話でついにバリオディウスの元を離れることを決意。改めてダン達の仲間になった。
その目的などは後述。
容姿
地球人に擬態しているときは、濃い褐色の肌に短く刈り込んだ銀髪、三白眼の黄色い瞳が特徴。
本性を現したときの姿は、ガンダルディアの人間がそうであるように、鬼のような姿をしている。
性格等
当初はワイルドな見た目に反し穏やかな性格かと思われていた(一人称「僕」)が、それは実はダン達を油断させる為の演技。
ガンダルディアのエージェントとしての本性を現してからは、一人称が「俺」になり(こちらが本来の一人称)、口調も少し荒々しくなった。
しかしそれ以降も、シドに「甘ちゃん」と評されるように、ブローラーズ(特に仲の良かったマルチョに対しては)非情になり切れなかったり、失態を冒したエージェントの仲間を庇おうとするなど仲間思いな面がよく見られた。
実際には責任感が強く、自分の失敗を責めてしまうタイプの模様。
経歴
「禁断の力を持つ爆丸」を世話する一族・「闇の守り人」の家系に生まれ、暗い洞窟(と言っても、ラインハルトが自由に動けるだけのスペースがある為かなり広い空間だと思われる。だが、日の光は地上に殆ど届いて来ない)の中で育った。
幼い頃に、禁断の爆丸の唯一の生き残り、ラインハルトの世話を任される。
やがてラインハルトと過ごし、成長するうちに「日の光が当たる場所(=外の世界)へ行きたい」と強く願うようになる。そんな折にバリオディウスにスカウトされ、彼の配下となった。
爆丸戦争の兵士をスカウトするため、地球にエージェントのリーダーとして送り込まれてブローラーズと接触。彼らの温かさに触れるが、7話以降、正体がばれてからは敵対。
しかし、心のどこかで「ブローラーズと一緒にいたい」と願っており、そのことに関してはラインハルトに対しても心を閉ざし続けていた(エージェントの仲間が次々粛清されていたこともあり、彼らのことを思うとそうは言えなかった、というのもある様子)。
だが、エイザンやシドの「お前はお前の好きなように生きろ」という言葉に背中を押され、ついにブローラーズの仲間になった。
「闇の守り人」の本当の役目、及び「禁断の爆丸」の持つ力については、レンもラインハルトも理解しておらず、二人が外の世界へ出たがっていた理由は「闇の守り人の使命と禁断の爆丸が持つ力を知りたい」というのもある。
しかし25話でラインハルトが禁断の力に覚醒。そのエネルギー波でローテルディア全土が吹き飛びかけた。この時レンは自分たちの役目を悟る。
彼曰く、禁断の力とは「全てを滅ぼしかねない力」。
闇の守り人の使命は「その力を発動させないための監視役」。
26話でローテルディアのファビアと和解して以降は、ダン達と共にキャッスルナイツの一員としてローテルディア側についた。
うるさいうるさいうるさい!!
23話でレンが実際に発した台詞。
レンがブローラーズと戦うことを躊躇していることを見抜いたダンの言葉と自分の夢との間で混乱し、殆ど冷静を欠いた状態でこの台詞が出た。
中の人繋がりで、某宇宙帝国の司令官を連想させる(そちらでの言動もパロディなのだが……)。
また、野島裕史はこの台詞の元ネタとなる作品でメインキャラとしても出演している。
ちなみにこの台詞、ワンセグ字幕だと「うるさいうるさい」となっており、「うるさい」は2回しか言っていない。ひょっとしたらアドリブなのだろうか、あるいは間違っているのはワンセグ字幕で脚本に始めから「うるさいうるさいうるさい」と書かれていたのだろうか、それともただの偶然か。
いずれにせよ、真相は不明である。
余談
26話でレンがファビアと和解、キャッスルナイツの一員になった折にジェイクが「これで六属性全員揃ったぜ!」と言ったが、バトルブローラーズに六属性全員が揃うのに時間がかかったのは何もレンに始まったことではない。
1期のシュンは合流するのに13話かかったし、ましてアリスは「バトルブローラーズのダークオンバトラー」になるのに44話かかった。
pixiv内での扱い
エージェント仲間からあまり快く思われていない描写がある為か、「エージェント組における弄られ役」がpixiv内で定着しつつある(エージェント組からの扱いが悪い、あからさまにハブられている等)。しかし、本編で彼らとの関係はかなり改善されていたりする。
タグ登録時の注意
「レン」というキャラクターは他作品にも多く存在する(ボーカロイドの鏡音レンなど)ため、タグはフルネームで登録することが望ましい。