概要
『Axis Powers ヘタリア』関連の作品の中で、
ロヴィーノ・ヴァルガス×ギルベルト・バイルシュミットのBLカップリングの作品に付けられるタグ。
「伊普」では無く、本項のタグをつけて更に腐向けタグを付けること。
関係
両者が同じく枢軸に所属するフェリシアーノ、ルートヴィッヒの兄であるとともに、某宗教の中心地を身の内に抱えるロヴィーノ、その某宗教の布教を行う十字軍としての経歴を持つギルベルト、という、『元主従』とも言える関係性に尊きをおいた者たちによるカップリングである(本家に『元主従』ととれる記載は無い。したがって大体が強めの幻覚である。但し、「結構小さいときからちょくちょく顔を合わせてました」という記述はあり)。
元主従(捏造)という関係柄か、ギルベルトの以前の名称『ド○ツ人の聖マ○ア病院修○会』『ドイ○人の聖マリ○騎士修道○(一般に言う○イツ騎士団)』からか、二次創作でロヴィーノがギルベルトを「マリア」と呼ぶ作品がよく見受けられる。
これは、本家における「マリアって面じゃない」記述に端を発した、→「面じゃない、けど、マリアと呼ばれていた…?」→「呼んでいたのはロヴィーノでは……?」という、推測に推測を重ねた萌えである。
勿論、元主従(捏造)という要素の含まない二次創作も多く見られる。要素の有無は、ギルベルトからロヴィーノへの呼称の俗らしさ如何で判断がつきやすい。
公式での接点が少ない分、様々な解釈が楽しめるカップリングであると言えよう。
……と思われていたのだが!
490、491、495話(イタリアで開催された会議に集まる面々の回)にて両者がしっかりと会話するという事態が発生。その話中にて、
・南伊にある遺跡のことを「俺様の得意分野」と評するギルベルト
・ギルベルトに対して怖がったりせず強気に接するロヴィーノ
・ロヴィーノに対してのみしっかり敬語のギルベルト
・他と話すときの一人称は『俺様』なのに、ロヴィーノと話すときの一人称が『俺』のギルベルト
・落ち込むロヴィーノを励ますギルベルト
が観測される。
また、嘘みたいな本当の話として、ギルベルト→ロヴィーノへの呼称が『お兄さま』であることも事実である。
今まで数少ない供給と勝手に育てた妄想で自給自足をしていた人間たちにとっては相当の栄養過多であり、掲載直後には悲鳴を上げる姿や墓に入る姿が多数観測された。