概要
「一年の計は元旦にあり」とは、ことわざの一つである。
新しく迎える一年の目標や計画は、その年の初めの元旦に立てるべきである。
なにごとも、何かを始める時には、きちんとした計画をたてなくてはならない
新しい一年を迎えるにあたり、その一年になすべきことを、年の初めの元旦にきちんと計画を立てる。
また、年のはじめである元旦の過ごし方はその年の全体に影響するとされるため、年末に掃除や料理などを済ませて、元旦はゆったりと過ごすのが理想とされている(寝正月という言葉があるのもそのため)。
元旦にやってはいけないこと
掃除・洗濯
福の神を追い出してしまう。
包丁などの刃物を使う
『縁を切る』に繋がる(地域によっては爪を切るのもタブー)。
火を使ったり煮炊きをする
火の神“荒神”を怒らせる。
お金を使う
お金が出ていく年になる(お賽銭だけは例外で「115円(良いご縁)」などの縁起の良い額にする)。
お節料理の品数や切り方を偶数にする
偶数は割り切れる・別れるということから縁起が悪い。
喧嘩をする
禍を呼び込み一年を通して災難に見舞われる。