万能鑑定士Qの事件簿
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ばんのうかんていしきゅーのじけんぼ
『Qシリーズ』(キューシリーズ)または『万能鑑定士Qの事件簿』(ばんのうかんていしキューのじけんぼ、Case Files of All-Round Appraiser Q)は、松岡圭祐による日本の推理小説のシリーズ。
『Qシリーズ』(キューシリーズ)または『万能鑑定士Qの事件簿』(ばんのうかんていしキューのじけんぼ、Case Files of All-Round Appraiser Q)は、松岡圭祐による日本の推理小説のシリーズ。
キャッチフレーズは「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」。そのキャッチの通りシリーズを通し一件も殺人事件がなく、物語中では自然死も描かれない。
2010年4月より、角川文庫から書き下ろしで連続刊行される。ハイペースの刊行が特徴で2011年4月の第9巻をもって1周年を迎えた。
第1・2巻のみ一つのエピソードの上下巻で、3巻以降は一話完結。表紙イラストは清原紘。
2014年には「モナリザの瞳」が綾瀬はるか主演で実写映画化されている。その際にはフランス・パリでもロケをしており、ルーヴル美術館内でも撮影を行っている。
万能鑑定士Q
沖縄の波照間島に育ち、高校までは万年学年最下位だった天然の美少女・凜田莉子(りんだ りこ)が上京後、ディスカウントショップ買い取りコーナーの花形鑑定員となる。
そして20歳で独立し、「万能鑑定士Q」なる店を持つ。やがて23歳になった莉子は、高度な「ロジカル・シンキング(論理的思考)」を駆使し、店に持ち込まれる多種多様な依頼品の鑑定を発端として事件解決に乗り出す。
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