概要
夏組第四回公演「初恋甲子園」の上原勇人(演:斑鳩三角)×榎本隆大(演:三好一成)のカップリング。みすかず派生CPのひとつ。
Twitterなどでは「うえーの」「うええの」と表記することもある。
ストーリー
野球部に入り、初めはやる気がなかった二人だが、井上の退部騒ぎと秋山・鷲宮の行動で野球部の雰囲気は変わり始めた。
榎本「うえぴょん、今のいいじゃん!すげー、手がびりびりした!」
上原「もう一回、やってみる」
自主練をしていた二人に秋山が話しかける。
榎本「あ、あっきー。最近うえぴょんと放課後練習してんだ」
上原「ピッチャー交代しても、今度は打たれないようにする」
この描写から野球部内でも一緒に過ごす時間が長い二人であることが窺える。
チームは良い方向に向かっていくが、2回戦では再び秋山がプレッシャーで体調を崩す。
退部届を出した秋山にかわり、鷲宮が性別を偽って出場。六回裏で限界かと思われたところで秋山が再び戻ってくる。延長線の後チームは破れたが、仲間を信じることができた秋山は完投することができた。
鷲宮に最高のチーム、大好きと言われたメンバーは勢い余って鷲宮に告白する。
榎本「オレ、鷲宮さんが大好きだ!」
大野「あ、ずるい!俺も!」
上原「オレも!!結婚してください!」
鷲宮「ごめん、彼氏いるから」
鷲宮はプロ野球選手と付き合っていた。
榎本「終わった……オレの夏……」
みんなで告白して、みんなでフラれる野球部員たち。
上原「もう女の子なんて信じない……」
榎本「オレたちには甲子園がある!」
秋山「そ、そうだな」
榎本「うおおお!!来年絶対甲子園いくぞーー!」
上原「おー!」
少年たちは失恋の痛みを来年の甲子園への闘志に変えるのであった。
二人して作中はっきりと鷲宮に対して恋愛感情が描かれているが、同時に失恋を経験する二人。その後の展開が非常に楽しみである。
舞台版
2022年7月~8月に上演されたSUMMER ACT2 2022にて、舞台版の初恋甲子園が上演された。
上原の性格が原作から大きく変更され、「引きこもりの筋トレオタク」という部分がコミカルに強調された役柄になっている。
ストーリーの概要に変更はないが、秋山たちがメインの場面でもずっと声を出さずにボケているので絡みは格段に増えている。下記に例を挙げる。
・榎本が上原に初対面の挨拶をするが、上原はそっぽを向いてしまう。
・驚いた大野に突き飛ばされた榎本が上原とぶつかるが、上原は微動だにせず榎本はふっ飛ばされる。
・榎本が鷲宮を「光ちゃーん!」と呼びながらハグしようとするたび、鷲宮には避けられ、代わりに上原に熱く抱きしめられる。(日替わりでそのまま抱き上げていた日もあった)
・上原、榎本、大野の3人が鷲宮に自分のグローブを貸そうと差し出すが、鷲宮はそれらに目もくれず秋山のグローブを借りる。差し出したグローブを持て余した上原と榎本はグローブを交換し、上原は榎本のグローブを胸元で抱きしめる。(日によっては、榎本が受け取った上原のグローブを大野のグローブと交換する日もある)
更に、千秋楽ver.では原作にもあった上原と榎本のキャッチボールシーンが追加された。(熱で九門が倒れた際の時間稼ぎの役割を担っている。)