概要
声:手塚ちはる
演:木村了(2007年版)/西井幸人(2011年版)
2年で瑞稀のクラスメイトの「乙女系」美少年。性格は不器用。1年の時「ミス桜咲」に輝く。
友人にはそれなりに優しいが、敵とみなした相手には執拗なまでに攻撃を仕掛けることがある。
自分が可愛いことがわかっているため、双璧の瑞稀には激しいライバル心を持っていたが、次第に打ち解け、友達となる。自分と同じく男性を好きになってしまったと想われているため、瑞稀に愚痴を言ったりするが、相談相手でもある。
南が好きで、一方的に付きまとっており、彼に近づこうとする女子たちを片っ端から蹴散らす。バレンタインデーに南に告白する。
名前は大阪府豊中市・千里中央駅(せんりちゅうおう、北大阪急行電鉄・大阪高速鉄道(大阪モノレール))から取られている。
イメージフラワーはダリア。
「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(2007年版)
通称「美少年系イケメン」。
原作より明るい性格で、口調もやや男っぽくなっている。
初期は同じ可愛い系の瑞稀に嫉妬しており、初めて会った時には足を引っ掛けて「僕の方が数段可愛い」と嫌味を言っていた。その後、難波が瑞稀に肩を組んでいるところを目撃して更に嫉妬し、ミスコンの看板を取ってこいと命令した挙句に「何なら帰ってこなくていいから」といったり、ミスコンでインパクトを出すために瑞稀を裸で出場させようとしたりした。しかし、5話で恋愛相談したのを気に仲良くなった。
難波に好意を寄せていると同時に独占欲がかなり強く、1話では策略で、15人の彼女と別れさせた。その後も過剰といえるアプローチをかけているが、軽くあしらわれている。5話では周りから孤立していた自分を難波が輪の中に入れてくれたのをきっかけに徐々に好きになって言ったことが語られた。同話で難波が元カノを強引に奪おうと考えているのを聞いて「先輩は自分が幸せになるのと相手が幸せになるのどっちが大事なんですか」と問いただし、難波の考えを変えることに成功した。ダンスパーティではブロッサムの生徒が体調不良に陥ったことにより、自ら立候補して難波のパートナーになり、天王寺が難波にぶつかったことで運良くキスもできた。
最終話で、瑞稀の下着の中を見てしまい、女だということを確かめるため、彼女を呼び出した。その後、教室でクラスメイトが瑞稀の悪口を言っているのを聞いて「言いたいことがあるなら面と向かって言えよ、半年間も友達やってきたんだろ」と彼らを叱責した。その後も文化祭では難波とくっつこうとしたが、断られ殴られた。瑞稀との別れの際には「お前なんか…」と言いながらも涙を流し、瑞稀から「中央が友達思いなのを知ってる」と言われた。
スペシャルでは難波がジュリアにアプローチをかけたことで彼女に嫉妬する。また、陣取り合戦では最も活躍したため難波とキスをすることが出来た。寮長らの卒業式では難波に礼を言いながら号泣し、抱きしめられた。