二人の関係
実の親子の関係ではなく、かつては教師と生徒の関係だった。ある事件の後に、冬花の通っていた小学校の教師となり彼女のクラスの担任になるが、その冬花の両親が交通事故で亡くなってしまい、両親を失ったショックにより食事もとらず日に日にやつれ死の危険にまで追い込まれた彼女を気遣い、医師の提案により催眠療法をして彼女の記憶を消して、自分を親だと思い込ませることで生きる気力を取り戻させることに成功し、義理の親として彼女を引き取った。その後も冬花の事を案じており、冬花を救うためとはいえ彼女の記憶を消した事が本当に正しかったのか人知れず葛藤しており、冬花自身が悲しみを乗り越えることを願っていたのだが、102話で実の両親の死の記憶が蘇えり精神崩壊しかけた冬花を救うために再び催眠療法をしようとしたが円堂の呼びかけで正気を取り戻した冬花に止められる。その際冬花から育ててくれたことへの感謝の言葉を言われて、彼女の心が強くなったことに安堵する。