プロフィール
曖昧さ回避
『ペケペケ!ペケッツくん』の登場人物→二階堂ルイ(ペケペケ!ペケッツくん)
概要
白い体毛に青い瞳を持つトイプードル。18歳。
アイドルグループ・ミステリーキッスのセンターを務める。華やかな容姿をしており、歌やダンスの技術も高い。
また、ファンサービスも欠かさず、古参客の今井とチェキを撮る際にハグをしていたりする。
一方で非常に負けず嫌いな性格であり、トップアイドルの座に固執しており、非常に向上心が強い。(余談であるが、彼女のモデルとなっているプードルは今こそ愛玩犬として人気があるが、元は猟犬として使われていた。)
その気迫は同グループのメンバーの市村しほに「多分のし上がるためなら殺人だってできると思う」と評されるほど。
マネージャーの山本には「金剛石」と例えられ、二階堂のアイドル性を際立たせるために他の二人には仮面を付けさせるなど、特別な待遇を受けている。
また、「美人局を辞めたい」と申し出た市村に対し「じゃああんたになにができんの、なにで事務所にお金落とせんの」と詰め寄るなど、後述の理由があるとはいえ他メンバーに対しての当たりがキツい。
しかし、その態度により他のメンバーに敬遠されていることを薄々勘付いており、お互いの距離を縮める目的で「秘密を共有する」という提案をもちかける。
ホモサピエンスの馬場と交際している。
馬場といる際は、普段の棘のある態度は鳴りを潜め、お互いを「ルイたん」「ババにゃん」と呼び合うなどラブラブなカップルである。
交際のきっかけは、たまたまホモサピエンスと番組で共演した帰りの電車で馬場と同乗したこと。当初は自分とは正反対で向上心の欠片も無い馬場を侮蔑の目で見ていたが「こうなれたら楽だろう」という気持ちも内心抱いており、彼が老人に席を譲っているのを目にしたことが切っ掛けで好意を抱いた。
そのガツガツしていない馬場の態度が、彼女自身をリラックスさせるらしい。事実、馬場はラジオで「彼女(二階堂)に『自分が生活費を稼ぐから売れないでいい』と言われた」と発言している。
関連イラスト
関連タグ
園田海未…中の人繋がりで同じくアイドル活動をしているキャラクター。
ここから先、物語の中核に関わるネタバレがあります。本編未視聴の方の閲覧は推奨しません。
ネタバレ
練馬の女子高生失踪事件の重要人物の一人。
当初、ミステリーキッスは二階堂をセンターにする前提で準備を進めており、二階堂もセンターになる覚悟を決めてレッスンに励んでいた。
しかしミステリーキッスがCDデビューを間近に控えたある日、レッスンの様子を見に来たプロデューサーが「三矢をセンターにしよう」と指名したことにショックを受ける。
そして、断られれば殺すのも厭わない気概で「センターの座を譲る」ことを交渉するため、10月4日の深夜に三矢を上目黒の事務所に呼び出す。
しかし事務所を訪れた二階堂を待ち受けていたのは、暗い部屋の中椅子に座った姿勢で既に事切れていた三矢ユキの遺体であった。
二階堂は、事務所に呼び出した山本の「お前がやったのか」という問いを否定し、一切の事情を洗いざらい告白。その後、山本が連絡したヤノ、関口と共に遺体を芝浦ふ頭のアジトに運び、解体した死体を海へ遺棄。そのため、三矢ユキ死体遺棄事件の犯人の一人として事件に深く携わっている。
事件後も平常通りアイドル活動を継続するも、「いつかバレてしまうかもしれない」という恐怖とプレッシャーで徐々に精神を摩耗させていく。馬場との交際も、彼の「負けてもいい」という生き様が精神的な救いになったためであり、事情を共有せずとも二階堂の中で大きな支えになっていた。
また、最終話にて他の登場人物同様、正体は動物ではなく人間であることが明かされる。
三矢ユキの遺体が見つかった後の警察の取り調べで、良心の叱責に耐え切れず死体遺棄の件を自白し、逮捕される。
しかし罪状は死体遺棄罪と殺人罪であり、二階堂本人は一部容疑を否認していることが報道された。
この件で馬場との交際も露呈したらしく、「殺人魔と付き合っていた」というレッテルを貼られた馬場も芸能界から干されることとなる。