CV:村上まなつ
人物
アイドルグループ・ミステリーキッスのメンバー。18歳。大分県出身。
緑色の瞳を持つ黒猫。
アイドルとして活動する際は、仮面を付けて素顔を隠している。
3人の中では一番まっすぐでピュアな性格。(公式サイトのキャラクター紹介文より)
母子家庭で育ち、母親に恩返しをするためにアイドルになった。
唐揚げが大好きで、木下麦監督のTwitter曰く一日で食べた最高記録は36個らしい。マネージャーの山本には「あと5キロ太ったらクビ」と忠告されている。
その一方で、センターである二階堂ルイと自分の待遇の差に不満を抱いている。特に仮面を付けさせられ、「二階堂の引き立て役」とされている現状に「売れるわけがない」と市村しほにぼやいている。
また、古参客の今井に「以前に比べてダンスのキレが悪くなった」と心配されたり、市村には「前の方がよかった」と陰で言われている。
山本が小戸川のタクシーで迎えに来た際、タクシー車内にある人物から渡されたスマートフォンを仕込むなど、謎の多い人物である。
関連タグ
以下、物語の核心に触れるネタバレがあります。
ネタバレ
CV:鬼頭明里
11話にて、作中に登場する三矢ユキは偽物であり、「本物の三矢ユキ」は物語開始前の2019年10月4日に、何者かの手によって殺害されていたことが判明した。
また、「本物の三矢ユキ」こそ失踪した練馬の女子高生その人であり、落語界の大御所である笑風亭呑楽の娘である。
本編で三矢ユキとして振る舞っていたのは、急遽山本によって登用された和田垣さくらという少女である。
以後、偽物の三矢については和田垣さくらの項を参照。
和田垣とは違い涼しげな青い瞳を持ち、左耳にイヤーカフを付けたクールな少女。
学業と陸上部とアイドルのレッスンを掛け持ちする努力家であり、また親の影響で幼い頃から芸事の感性を磨いてきたためか、特にアイドルとしての素質が高かった。
当初は「思い出作りくらいの感覚」としてアイドル活動に打ち込んでいたが、売れるために奮闘する他のメンバーに感化され、本気でデビューを目指すようになる。
また、センターである二階堂ルイのカリスマ性を素直に評価し、「足を引っ張らないようにしないと」と意気込んでいた。
しかし、CDデビューが目前に迫ったある日、練習の様子を見に来たプロデューサーに「この子をセンターにしよう」と指名されたことにより、事態が急変する(実際、当の三矢ユキも指名された時は愕然として冷や汗すら流しており、二階堂ルイとは違いセンターになる気は1ミリも無かったものかと思われる)。
そして10月4日の深夜、センターの座を譲るよう交渉する目的で三矢を呼び出して事務所を訪れた二階堂が目にしたものは、既に事切れている三矢ユキの死体であった。
その後、彼女自身の遺体は、ヤノ・関口・二階堂・山本の手によって芝浦ふ頭のアジトに運ばれ解体された後、ブルーシートに包まれ海に遺棄された。その後は隠蔽されていたが、10話ラストにてついに発見されることとなる。
最終的には、二階堂ルイが三矢ユキの殺人罪および死体遺棄罪として逮捕されたが――……。
最終話にて、他の登場人物と同じく正体が人間であることが明かされた。和田垣の回想によると、生前は黒髪のロングヘアの女性であった。
視聴者からは、和田垣さくらと区別して「真三矢」と呼ばれることが多い。
また、2021年6月16日にポニーキャニオンからリリースされたシングル『超常恋現象』には、鬼頭明里女史が歌唱した『波間にKISS 三矢ユキ ソロver.』が収録されている。
作品投稿に関して
公式サイトでは「和田垣さくらが『三矢ユキ』として紹介されている」他、「本物の三矢ユキ」の存在は物語の核心に触れるネタバレである。
また「三矢ユキ」と「和田垣さくら」を一緒にタグ付けするのもネタバレとなり得る。
そのため、真三矢のイラストを投稿する際はアルバム形式にしてワンクッションを置く、もしくは「三矢ユキ」ではなく「真三矢」のタグを付けるなど、未視聴者への配慮をすることが望ましい。