概要
『世にも奇妙な物語'24夏の特別編』のエピソードの一つ。
あらすじ
アルバイトを転々としグラフィティアートを描きながらその日暮らしをしているフリーター・佐倉エイスケ(高杉真宙)。そんなある日、いつものようにグラフィティアートを描いていると「あなたはまさに人類の宝だ!あなたを保護させていただきます」とエイスケの作品にほれ込んだ世界文化遺産保全機構(WCCO)の三嶋左近(新納慎也)によって連れ去られてしまう。そこは、ほとんど家具のない白い部屋。エイスケは何が起きているのかわからず呆然としていると、どこからか女性の歌声が微かに聞こえてきた。通気口を使い呼びかけてみるとミハル(恒松祐里)と名乗る女性から返答があり――。
※公式サイトより引用。
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以下、大まかな内容を記載するためネタバレ注意!
自由を手に入れるべく、施設を脱出したエイスケだったが、外には才能ある人間の密売組織がうろついており、外でも狙われる羽目に。そして、遂には追ってきていた三嶋の手を取ってしまい、再び施設へと逆戻りしてしまう。
それから、人が変わったように施設を脱出する気を無くしたエイスケは、施設の一室でアートを描き、世界中から賞賛の声を浴びるまでに至った。そして、脱出を促すミハルの声を聞かず、晩餐会を行うと言われ三嶋について行く。
しかし、エントランスでエイスケを待っていたのは、三嶋の裏切りだった。
三嶋曰く、「確かにあなたの絵は世界に大きな影響を与えましたが、このままではあなたの希少価値が失われてしまう」とのことで、エイスケは睡眠薬を投与されてしまう。
それから二度とエイスケは目覚めることはなかった。三嶋によってコールドスリープ状態にされてしまったのである。
佐倉エイスケという人間の宝としての価値を、永久に残すために……
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