概要
音ゲーアプリ『DEEMO』に登場する人物の一人。Ver.1.0では「仮面の娘」だったが、Ver.2.0にアップデートして以降は「仮面の少女」に変更された。
普段はDeemoが住む城の書庫のような場所にいる。真っ白な仮面とローブを常に身につけているのが特徴。
ゲーム開始直後は席に座って眠り込んでいたりする等他者への反応が薄かったが、Deemoと少女が木を生長させていくにつれ、それを快く思わない・ピアノを弾くのを止めさせたがる発言を繰り返すようになる。
特に少女に対して何故か当たりがきつく、少女の心を傷付けるような言葉を投げつけたり、木の生長が止まってしまったときは嘲るような態度をし煽っていた。
一方Deemoには悪感情を持っておらず、Deemoも彼女と接触しないものの時折気遣う様子を見せる。
なお本タグで検索をかけると高確率でネタバレ(下記記述)に遭遇するため、検索する際は注意が必要。
ネタバレ注意
正体はもう一人の少女・アリス。
Vita版のアフターストーリーではDeemoと別れて現実世界に帰ったアリスが、何らかのきっかけで自宅に似た異世界のような場所で目を覚ますところから始まる。
そこで仮面の娘が身に着けていた仮面の欠片を全て集めると選択肢が出るのだが、その内の一つ(Deemoと離れたことを後悔し、選択をやり直したいと願う内容)を選ぶと、アリスは繋ぎ合わせた仮面と、ハンスの書斎に似た場所から見つけた白いローブを身につけ、直後再びDeemoがいる世界に戻ってくる。しかし少女が仮面の覗き穴から見たのは、城の書庫の入口から顔を見せるもう一人の自分の姿だった――。という、いわゆるループもの。
ローブにはアリス(Alice)のアナグラムであるCeliaという名前が書かれており、こちらはタグとしても使用されている。
小説版によるとこの仮面は、ハンスが生きていた頃に訪れた夏祭りで祀られている「被ると願いが叶う仮面」で、アリスは夏祭りでハンスとはぐれた際にこれを見つけ「ハンスと会いたい」「ずっと離れたくない」と願っていた。
ちなみに彼女のイラスト等は『DEEMO』に収録されている曲をモチーフにしたものが多く、特に仮面を外した姿(顔は陰になって見えない)が描かれた『Sairai』、「七つの大罪」の内「嫉妬(羨望)」を表す意味のタイトル『Leviathan』の絵が多い。