概要
終戦のローレライにて登場する架空の潜水艦。絹見真一少佐が艦長を務める。
大戦末期にドイツおよびイタリアから接収した潜水艦は500番台が与えられており、伊501から伊506までの6隻が実在している。
船体はシュルクーフという実在したフランスの潜水艦が原型。史実では商船「トムソン・ライクス」と衝突し沈没したが、本作では沈没を免れ漂流していたところをドイツ軍に拿捕され改装され「UF4」と命名される。
こちらも史実においてドイツがフランスから接収した潜水艦3隻の続番である。
性能
排水量 | 3250t(水上)4303t(水中) |
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全長 | 110m |
全幅 | 9m |
喫水 | 7.25m |
機関 | ディーゼル二軸 水上:12,400馬力 電動モーター 水中:4,000馬力 |
速力 | 水上:25ノット 水中:15ノット |
兵員 | 8+110名 |
兵装 | 550mm固定式魚雷発射管×4門(前部)550mm旋回式魚雷発射管×4門(後部)400mm魚雷発射管×4門 203mm連装砲×1基 25mm対空機関銃×2基(映画版では撤去) |
潜航艇 | 特殊潜航艇N式潜(ナーバルPsMB-1)×1艇と海龍×1艇(物語途中で廃棄) |
(Wikipediaより)
改装に際して艦首を球状艦首に改造している。また後部甲板上に特殊潜航艇「ナーバル」が固定されている。
原作では九五式酸素魚雷(口径533mm)を使用する描写があり、魚雷発射管の口径も533mmに統一していると思われる。
映画版ではナーバルは「N式潜」と呼ばれており、艦載機の格納庫だったところに艇首を収納されている。ローレライ・システム起動のためにはN式潜を発進させなくてはならないという設定に変更されている。
シュルクーフ
実在したフランスの潜水艦で伊507のモデルになった。艦橋前部の203mm連装砲が特徴。詳細はリンク先を参照。