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佐山・御言

さやまみこと

佐山・御言とは、川上稔氏のライトノベル『終わりのクロニクル』の主人公である。

CV:平川大輔(ドラマCD)

概要編集

川上稔氏のライトノベル『終わりのクロニクル』の主人公。


全竜交渉部隊交渉役兼リーダー格。尊秋多学院生徒会副会長。2年生。

悪役を演じる事で世界の本当の歪みを断じて来た総会屋、佐山・薫の義理の孫で、"悪役志望"の少年。


10年前、および60年前の彼の両親および祖父の因縁から全竜交渉に巻き込まれていくが、その中で数多の人を惹きつけるリーダーかつ彼の望む有り様である"悪役"として成長して行く。

そんな彼の有り様は祖父から受け継ぎ彼自身も度々用いる、「佐山の姓は悪役を任ずる」の一言に集約されている。


文武両道の超人だが母親絡みの過去のトラウマから両親の話題を聞くと精神性の心臓痛を起こし、中学時代に拳を砕いた後遺症で左手に力を込めて握りこむと幻痛に苛まれるハンデを持つ。


性格は頭の良い変態。時場所場合を問わず「まロい」概念を追い求め、顔色一つ変えずに臆面も躊躇もなく言動に移すため度々他の登場人物の度肝を抜く。

だがいざ矢面に立った時の手腕は本物で、弁説は暴論だが正論、作戦は突飛だが巧み。自らの前に立ち塞がる者達の裏をかき、彼らの奉ずる概念すらも味方につけて圧倒する。


決まった武器を持たず、彼自身も頭脳と機転を武器として物語をひっくり返していくが、物語の最終局面にて唯一無二の概念兵器"ゲオルギウス"の片割れを手に戦いに赴く事になる。

関連タグ編集

終わりのクロニクル AHEADシリーズ

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