概要
pixivに掲載中の変身ヒロインマンガ作品光翼神姫クリスタリアの続編。作者はDrop。コイカツ!を用いて製作されている。
本編全13話と幕間小説、スピンオフ小説で構成されている。
前シリーズに比べ、作者のライティング技術向上により演出面が大幅に強化されている。前作同様、作中には性的なシーンがあり、ヒロインが前作以上に敵に好き放題される。格下の敵に無様に敗北する、主人公のマゾヒズムがあらわになるシーンなどが増えた。前シリーズで語られなかった作品の世界観なども明らかになる。
比較的明るい作風に変わったかに見えたが、後半からある意味クリスタリアらしくなり、前作の結末を否定するような展開も...
キャッチフレーズは「堕ちたあなたを綺麗に隠して、世界は今夜も回り続ける。」
続編に光翼戦姫クリスタリアがある。
あらすじ
2021年、世界に災いをもたらす悪魔の力が東京中に解き放たれた。
高校二年生になったしずくは再び「クリスタリア」として悪魔の能力者集団「デビルズ」に立ち向かうが、下級悪魔のシバタに敗北し「光翼神姫クリスタリア」の力を破壊されてしまう。
しずくは、新たな力「ヴァーチューカード」の力を借りて、「デビルズ」を指揮する「七つの大罪」を封印するため「光翼天使クリスタリア」として仲間と共に奔走する。
シリーズ構成
前作光翼神姫クリスタリアも含め、時系列は
Season Nagetive「Katharsis」 → Season Zero「水晶になった日」 → 光翼神姫クリスタリア → 光翼天使クリスタリア
- Season Nagetive「Katharsis」
全てのはじまり。小説作品である。
最強最悪の悪役「斜皇」がどのようにして生まれたか描かれている。
劇中期間は1999年~。
光翼神姫クリスタリア Season Nagetive「Katharsis」
- Season Zero「水晶になった日」
光翼神姫クリスタリアの前日譚。小説作品である。
しずくが七瀬しおんと出会い、クリスタリアとして覚醒するまでの過去が描かれている。
劇中期間は2018年7月19日~2019年12月5日。
光翼神姫クリスタリア Season Zero「水晶になった日」
- 光翼神姫クリスタリア
機械生命体「グリゴリ」、斜皇との戦いが描かれている。
劇中期間は2020年2月23日~2021年4月28日。
- 光翼天使クリスタリア
悪魔の能力者集団「デビルズ」との戦いが描かれている。
劇中期間は2021年6月1日~2022年2月14日。
登場人物
- 神野しずく
身寄りを早くに失くしており、自身の周りの人たちを家族のようにかけがえなく想っている。そのためにいつでも明るく、人を大切にする性格であり、周囲の人々の彼女に対する評判は非常に高い。グリゴリに襲われたことをきっかけに工藤の研究室に通い始め、七瀬への憧れから自身も能力者になることを決意。当時研究が進められていた「上位存在顕現研究 TYPE:A」の被験者となり、「浄化GG細胞(AG細胞)」を発現。唯一の天使系能力者となる。
悪魔系能力者「デビルズ」との戦闘により、天使系能力者として発現した能力の全てを失う。しかし、戦闘中に「上位存在顕現研究 TYPE:A」の完成形である「天使の力 - Mode:Angelic」の力の残滓を用いて、悪魔系「DV細胞」を「AG細胞」へ変換することに成功。「TYPE:A」の成果である自身の体を器とし、該当の「AG細胞」を用いて能力を発動することで、新たな「天使」の能力を発現した。
大鐘高校生徒会執行部として、学校へ攻め入るデビルズ駆除を単身続ける中(七瀬は校外・夜間担当)で、学生たちから「生徒会の天使」の異名で呼ばれるようになる。
引用元 参考文献6
- 七瀬しおん
「エデン」のスポンサーでもある大企業の幹部であった身寄りを早くに失くしており、周囲の人間に利用され続けて生きてきた過去を持つ。信用した人だけを大切にする性格であり、一度信頼した人間を守るためなら自己犠牲を厭わない。「GG細胞を用いた能力者開発」の「試作第零号」である。工藤の研究室で活動を始め、最強の能力者としての異名「氷の姫」を手にした。
一年近く「斜皇」に囚われた後、しずくの手によって救出される。その後はしずくと共に大鐘高校 生徒会執行部として活動する。多色に変身するしずくと比較して、デビルズからは「色なし(氷色)」と揶揄られている。
引用元 参考文献6
- デビルズ
・レベル1 インプ
斜皇によってバラまかれたDV細胞に感染した一般人が、デビルズ化した姿。GG細胞系能力者や、一般人の生体エネルギーを吸収し、自身の能力を向上させる。推定1,000体ほどが七つの大罪配下で活動している。
GG細胞系能力者をほぼ狩りつくし、GG細胞系のマナに耐性を持つ。そのため、クリスタリア バルキリー・モードやラピスラズリの通常攻撃が通用しない。DV細胞の因子を持つ「天使クリスタリア」の攻撃は耐性をすり抜けて通用する。ラピスラズリは、そのマナ技術によって打倒を可能としている。
・レベル2 デビル
インプが一定以上のマナを吸収し、進化した姿。GG細胞能力者への耐性はそのままに、ステータスが大幅に上昇している。また、一部には特殊能力を持つ能力者も存在する。
・レベル3 デーモン(七つの大罪)
突出した適性をもつDV細胞系能力者が、一定以上のマナを吸収し進化した姿。GG細胞能力者への耐性はそのままに、悪魔の能力とも言える強力な力を持つ。クリスタリアにコアを封印されると、悪魔の能力はそのままにステータスがレベル2クラスへ低下する。
引用元 参考文献6
- 斜皇(シャオ)/アーヴィン・ローライト
前作光翼神姫クリスタリアでしずくの運命を絶望へと書き換え続けたが、しずくによって倒されたかにみえた。その目的は最愛の女性「マリア」を生き返らせること。
- マリア・ローライト
初代「浄化GG細胞(AG細胞)」の適合者。能力の覚醒に失敗し肉体が消滅した。
作品リンク
光翼神姫クリスタリア Season Nagetive「Katharsis」(スピンオフ小説)
光翼神姫クリスタリア Season Zero「水晶になった日」
参考文献
1.光翼神姫クリスタリア 1st Season スペック仕様集
2.光翼神姫クリスタリア 2nd Season開始時 スペック仕様集
3.光翼神姫クリスタリア 2nd Season終了時 スペック仕様集
4.光翼神姫クリスタリア 3rd Season スペック仕様集