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「出たの!恐ろしい怪物だよ!」(第1話)


演:加部亜門


概要

特撮番組『仮面ライダーガッチャード』の登場人物。

富良洲高校に通う、宝太郎クラスメートで親しく、第9話のナレーションでは「親友」と呼ばれている。

幼少期にUFOを目撃したのを契機にオカルトが好きになり、オカルト雑誌《超常惑星》の愛読者。

尚、オカルト好きの割にはお化け屋敷が苦手


人物像

上述の通りオカルトマニアだが性質的に動だからか、言動の端々がオーバーアクション気味になりがちで、オカルトの噂を聞けば率先して調査する等、かなりアグレッシブな言動を見せる。

高校では宝太郎と共にクラスメイトから浮いている扱いなのだが、そんな周囲の視線を気にせず我が道を貫く鋼メンタルの持ち主でもある。


宝太郎とは上記の通り『クラス内の浮いた者』同士のポジションだからか、何かある毎に宝太郎に絡む姿が多く、時に宝太郎にぞんざいに扱われても不満を露にせずにいるし、上記の通り宝太郎もなんだかんだで彼を親友と認めている。

それもあってか、第9話並び第10話ではガッチャードが「ガッチャ!」と口にした様子から「宝太郎が仮面ライダーである」と気付いたが……


『変わり者』のイメージが強いものの根っこは至って真面目で、上記の第9話と第10話では加治木主役のラブロマンスが展開された際は極めて純情な姿を、第30話では恋愛感情や機微に乏しい宝太郎にその良さを説いていた。


スピンオフ「仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド」でも冒頭でちらっと登場した他、彼にそっくりな並行世界の登場人物「バトラー」が登場する。

後に本編でバトラーが再登場した際、アイザックのスキャンによると「顔一致率97%」らしい。


動向

第1話

スチームライナーを捉えた写真を撮るが、ケミーの掟によってミナトに記憶と記録を消去されてしまう。


第3話

スチームライナーを撮影した画像と記憶を同時に消されたため、加治木は「怪物がいる筈なのに……」とモヤモヤとしていた最中、茸本ヴェノムダケを取り込んで生じたマルガムを発見。

加治木は改めて「怪物がいる」事実に嬉々としたが、マルガムと化した茸本の不興を買い、笑い毒胞子の餌食になってしまった。


第4話

冒頭で宝太郎にいつも通り絡む中、加治木が「怪物を倒すヒーロー」を話題にした。


第9話第10話

まさかの主役に抜擢

京都への修学旅行で宝太郎とりんねとグループで組む中、宝太郎の約束を破って付いて来たホッパー1を発見。それを追っている途中で、同じ雑誌に投稿していた姫野聖と出会う。初対面にも拘らずオカルト話で意気投合し、一目惚れしてしまう。


宝太郎の助力(?)もあって聖と再会した加治木はどうにか彼女と仲良くなろうと奮闘するが、不意に聖が急用で別れてしまう……が、諦め切れない加治木はその後を追う。そして彼女が手錠をしたに抱擁する場面を目撃してしまい、加治木は「失恋した」と思い込みすっかり意気消沈。しかし後に2人が兄妹であるとを知り、剣から聖を守るためにりんね蓮華錆丸とともに現場に向かった。


そこで「怪物と戦う正義のヒーロー・仮面ライダー」ガッチャードの存在を目撃。バッテリーマルガムと交戦していたガッチャードに向かって「頑張れ! 仮面ライダー!」と叫び応援した。その言葉に奮起した宝太郎により、無事に剣とライデンジの分離に成功するものの、今度は兄に裏切られた絶望から聖がライデンジと結合、新たにバッテリーマルガムへと変貌してしまう。


「たかが一般人の自分はどうすればいいのか……?」と、何もできない自分自身に対するもどかしい気持ちを抱える加治木だったが、ガッチャードからの「諦めるな! 運命の……出会いなんだろう!!」の鼓舞から遂にガッチャード=宝太郎である実態に気付く。彼の応援を無駄にしない為にも、加治木は聖の説得を決意。


ガッチャードに加えりんね達その場の錬金術師達の支援を受けて、どうにか聖の元に辿り着いた加治木は「楽しかった思い出まで否定するなよ!」と訴え彼女が抱く悪意の除去に成功。聖とライデンジの分離に貢献した。

ただ、ケミー及び錬金術の存在を知ってしまった以上、記憶の消去は免れず修学旅行どころか、聖との思い出さえも消えてしまう。


しかし、再び渡月橋の近くで再会。互いに顔も名前も覚えていなかったが、互いに思い出の《超常惑星》を持っていた為、運命の出会い直しが行われた。


第11話

UFOを発見し、興奮しつつつもやはり「なにか忘れているような……?」と零している。

尚、退場直前に「(UFOを見たのを)聖さんにも伝えなきゃっ!」と漏らしていた為、彼女との交流も無事に続いている模様。


第13話

同13話冒頭で(宝太郎が見た夢で)仮面ライダードレッドを目撃した加治木は、思わず「黒い仮面ライダー?……」と漏らした瞬間、ドレッドからの攻撃を受けそうになった。


その後、から背中を押されてキッチンいちのせから出た宝太郎を捕まえ、加治木は「UFOを見つけたから、UFOを呼び出そう(要約)」と誘うもスルーされてしまった……が、結果的に加治木の「UFO」発言が『錆丸救出』の一助となった。

しばらくし、上記の夢と同様に仮面ライダードレッドを目撃・攻撃に晒された加治木は、腰が抜けたもののヴァルバラドの介入により事なきを得るや、宝太郎に手を引かれ高校の屋上へ向かう事態に。


錆丸救出の為ユーフォーエックスを呼ぼうとする宝太郎達を見て、加治木は状況を理解していないものの「UFOの呼び出し」だけは察すると「UFOを呼ぶならこれだろう。ベントラー・ベントラー……と呪文を唱えたが、最中に目と鼻の先まで迫ったドレッドとヴァルバラドの戦闘を目撃し失神してしまった。

無事に錆丸の救出とドレッドの撃破が果たされた後に、どうにか意識を取り戻した加治木は、やはり状況こそ理解していないながらも「感動的な場面」だと察し、その空気に飲まれるように感涙していた。


尚、尺の都合もあるだろうが、今回の加治木は記憶消去の処置を受けているシーンが流されていない


第15話

同15話終盤、キッチンいちのせで催されたクリスマスパーティーにて登場。

どうやら以前知り合った錆丸と意気投合したのか、錆丸に「実は『サンタクロースは宇宙人』って説があるんだけど……」と口にし彼を興奮させていた他、錆丸と蓮華と共にカラオケピンク・レディー『UFO』をノリノリで歌っていた。


尚、上記の通り錆丸達と交流している様子から、未だに記憶消去の処置がされていない可能性がある。


第16話

同16話序盤に登場する……が、加治木は聖とクリスマスを過ごせないからだろうか、クリスマスに受かれる人達をやや荒んだ様子で「俺には『《超常惑星》24時間生配信』があるんだ……!!」と息巻いていた。

だが、上空の不穏な変化に気付きそちらを注視していたら、空から巨大な蛇の首が現れ興奮する加治木は、宝太郎の制止を振り切りスマートフォンで撮影していたが、直後に蛇から放たれた光線により石化してしまった。

その後、宝太郎の奮闘により石化が解かれ事なきを得る加治木だったが、当然だがその間の記憶がない為か、急変した事態に戸惑うだけだった。

今回もケミー絡みの騒動に巻き込まれたものの、やはり尺の都合もあってか記憶消去の処置を受けていなかった。


第18話

同18話冒頭に登場するが、事実上背景同然の扱いで終わった


第19話

悪意人形〉を素体に生まれたケルベロスマルガムが暴れる状況を目撃した加治木は、興奮と恐怖が入り雑じった表情を浮かべつつも、スマートフォンによる撮影を忘れていなかった。

直後にこの様子の動画がキッチンいちのせ連合に伝わったが、これが加治木の撮影したものかは不明。

尚、やはり加治木が記憶消去の処置を受ける描写はなかった。


第22話

同22話冒頭で久々に登場するが、ズキュンパイアに魅了されたモブ軍団に紛れる形で登場(その際には親衛隊の如く額にハチマキを巻いている)。


その後の加治木は蓮華と共にズキュンパイアのアジトでも確認されたが、そこへ乗り込んで来た宝太郎とりんねを目撃した加治木は、驚き意識を取り戻した……が直後に宝太郎、錆丸、りんねと次々に取り憑いたズキュンパイアにエネルギーを奪われ、目に見えて不健康そうな笑顔で見惚れると、一般人故にズキュンパイアに魅了されるまま前後不覚に陥っていた(尚、錬金術師の蓮華はズキュンパイアの正体を知るや、ショックを受ける形で正気に戻った)。

しかし、ズキュンパイアが宝太郎達から逃げた直後に、加治木は他の被害者と共に苦しみ出してしまい、錆丸と蓮華に診て貰う事態になった。


第23話

同23話の後半、ズキュンパイアの回想シーンにて登場……するも、それっきりで終わってしまった(尚、奪われたエネルギーに関しては、改心したズキュンパイア自身の手でちゃんと返還された)。


第28話

ほぼ1ヶ月ぶりの登場

同28話前半、蓮華の祖母が住む九ツ村に現れた自称『妖怪退治のスペシャリスト』のスターシャイン星野に弟子入りし、加治木もまた「1番弟子のパンドラ加治木」と名乗ってしまう始末。胡散臭さ爆発の星野にノリノリに同調する加治木は見て、蓮華も思わず呆然としてしまった……どうしてこうなった

蓮華の連絡を受けた宝太郎とりんねのの3人の元に、唐傘お化け(=実はケミーのベロソル)が来訪したタイミングで、星野に続く形で加治木がその場に現れると、唐笠お化けを見事に退散(?)させた師匠を称賛していた。


同28話後半で加治木は村人に称賛される星野の肩揉みしつつ、星野が霊力を得た経緯を彼自身に語らせるように促し、それを終わるや再び師匠の称賛を続けていたが、突如マルガムの襲撃で倒れた彼を心配するように駆け寄った。

マルガムの騒動が一旦終わると、星野(彼に力を貸しているケミー達)が予言をすると、彼と共に「霊験あらたかぁっ!!」と興奮していた。


第29話

ケミー騒動が終わったにも拘らず、村長が逆さに埋まったり、地上げ屋が案山子に張り付けられたりと怪奇が続く最中、加治木は終始頭を掻き続ける名探偵のように推理した結果、前話で散々「師匠」と崇めていた星野を「犯人」だと糾弾した


しかし、その推理を披露した直後に村人はパニックに陥るや否や、加治木も星野と同じ『余所者』である為「彼の共犯」と見なされ、星野と共に蔵に収容された後2人して第4の事件の被害者になってしまうと、裏切りの代償をすぐに支払う羽目に陥った(尚、一連の被害者を全員気絶で済んでいる)。


同29話後半、どうにか無事に戻った加治木は、霊力(=ケミーの支援)の失って激しく動揺する星野に対し、加治木は「『オカルト探偵』……はどうですか?」と提案すると、早速その気になって互いに「シャーロック星野」「ワトソン加治木」と名乗るや否や、2人してその場から去っていった。

事件解決後ミナトが来た為に描写はないが、村人共々記憶消去を受けたと思われるものの、今までのように違和感を訴える描写もなく判別が難しい。


第30話

4月の進級に伴い3年生となった加治木は、進級によって宝太郎とりんねと別れ……るような展開にならず、相も変わらずの関係を維持できている模様。

その後、クラスに宝太郎の幼馴染みがクラスに転入し、彼女が宝太郎との再会に歓喜して「この再会は運命かもしれない」 と口にした状況を見ていた加治木は、後に屋上で宝太郎に対し自身と聖の出会いを引き合いに「『運命の出会い』と『恋愛』の良さ」 を語っていた。


その後、廃部寸前の演劇部を憂う御厨創を救う為、宝太郎とりんねが一肌脱ごうとする場面で加治木がシレッと現れるや、唐突に「宝太郎がロミオを演じるならば……ジュリエットは九堂か俺か?」と呟くも、直後に静奈が割って入ると「宝太郎がロミオを演じるならば、私がジュリエットを演じるわ」と宣言、加治木は(何故かオネェ口調になりつつ)彼女と張り合うのだった(尚、その後『キッチンいちのせ』で静奈が「私がジュリエットを演じるの」と断言した様子から、加治木はジュリエット役から落とされた模様。まぁ……当然だが)。


第31話

演劇部部室で星奈の欠席を一同と共に聞いており、その後のりんねがジュリエットの代役を務める様を見て、加治木は錆丸と蓮華と共に驚いていた。


同31話後半、無事に始まったロミオとジュリエットが開演、成功した後にエンドロールに並び出た。


第32話

残念だが加治木自身は登場していないが……


第33話

同33話前半から登場。

人集りを見つけ寄って見ると、ハンドレッドの三人衆が変身したダークライダートリオと戦うガッチャードを発見。そこで自分と瓜二つのバトラー遂に邂逅

思わずドッペルゲンガー!?」と驚愕し、周りの人集りも加治木とバトラーを見比べて軽くどよめいていた。


同33話後半、エターナルダークキバの猛攻により劣勢に追いやられて変身が解けてしまい、再びガッチャード=宝太郎であると知り、またも驚愕する加治木。

だが、ハンドレッドの悪逆に宝太郎が闘志を奮い啖呵を切ったのに合わせ加治木は民衆と共に応援の声を上げ、無事にプラチナガッチャードに再変身した宝太郎がエターナルの撃破をする瞬間を見届け大歓声を上げた。


余談

  • 公式で「亮」表記と「涼」表記の2種が混在しているが、OPの役名クレジットや仮面ライダーWEBでは後者が多用されている。
  • 初期プロットでは登場予定が無く、都市伝説を複数の生徒が語っている流れであったが、井上千尋プロデューサーの「宝太郎の友達を作ってほしい」との要請で誕生した。
  • 第13話以降から記憶消去を受けた描写が描かれていない為、展開次第では加治木も眼鏡を着けた濃いキャラである彼のように化ける可能性も……
  • 第28話の予告では「そして僕が、その一番弟子、パ……」とセリフを途中から略される、あんまりな扱いを受けていた。
  • 第33話では仮面ライダーを都市伝説上の存在として認知しているかのような様子を見せた。第33話を担当した坂本浩一監督が過去に手掛けた『仮面ライダーW』や『仮面ライダーフォーゼ』では仮面ライダーが都市伝説上の存在として認知されているという設定であり、それを踏まえた発言であると推察される。

  • 33話で宝太郎が負けないよう祈っているシーンがあるが『AtoZ/運命のガイアメモリ』における鳴海亜樹子の祈り(こちらは原典のエターナルと戦う主人公達に祈っている)と画角が一致しており、オマージュ説が一部で上がっている(実際の真偽は不明)。


関連タグ

仮面ライダーガッチャード 富良洲高校


中岡創一:カップ焼きそば現象。

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