「僕の父を植物状態にした半グレ達に…報いを与えてください」
概要
ヒューマンバグ大学のシリーズ・伊集院茂夫の拷問日記にて登場した依頼人。
幼い頃から母を失い、父と2人で過ごしており父のことを深く敬愛していた。
そんな父に恥じぬよう片親でもグレることはなくなり、運動が苦手な分勉強で補うなどして懸命に日々を過ごしていた。
実際に学校の中で何度か学年トップを取っている描写もある。
ある日、近所の公園にてたむろするガラの悪い集団を発見。関わらないようにしてはいたが、自身より年下の小さな子供に手にかけたことを見過ごせず見ないふりができず、半グレ達へと抗議を行ったものの返り討ちに遭い暴力の嵐に振るわれた。
そんな中、偶然自身の父親が通りかかり、息子を守るために半グレ達に立ち向かった。しかしそれがきっかけになり角材により襲撃され、その結果父は背骨や頭蓋を複雑骨折・一種の植物状態となり回復の見込みも低い。そのため英介は酷く絶望していた。
2週間後、犯人が逮捕され半年後に裁判が行われた…しかし、そこで見たものは真犯人とは全くの別人だったのである。
当然、英介は怒りを爆発させ、法廷でその怒りをぶつけたが強制的に追放されてしまい、警察官もまともに取り合うことはなかった。
警察も裁判所も信用できず、1人裏社会へと飛び出すこととなった。
しかし裏の世界では普通の高校生が渡って行けるほど簡単ではなく、何度も騙され続け貯金は尽きた。
騙され続け、夜の繁華街を放心状態で歩いていた際、あるホステスにて助けられ、半年前に起きた杜撰な事件を全て話し、罪から逃げる外道を絶対に許さない怖いプロへと導いた。
こうして、伊集院茂夫の事務所へとたどり着いた。ことの一件を全て話し、床に跪き額を地面へと擦り付けた。そして………
「優しい父が何であんな目に合わなきゃならないんだ‼︎僕たち家族の幸せを…父さんの人生を奪ったアイツ等に、相応の罰を与えてくれ……‼︎」
彼の顔が鬼となった。それは愛する親を奪われた無念の慟哭だったのである。伊集院もこの手を振り払うことなどできず、伊集院は彼の無念を晴らすこととなり、彼はこのことを涙目に感謝した。
余談
今回の一件は珍しく伍代が関与していない。
モデル
この事件はイギリスで起きた事件をモデルに作ったと動画の最後に言われているが詳細は不明。
関連タグ
こうして難はあったものの、加藤親子を襲撃した外道2人を拷問を行い、無念を晴らすことに成功した。
更には父の意識が戻り、再会を果たした。彼等には、事件の事は忘れて未来へと歩き出せるよう願おう………。
