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「孤独な奴の手は俺が取る」

概要

チート付与魔術師の漫画版に登場する冒険者。かなり大きなグループのリーダーであり、その実力はS級冒険者にも引けを取らない。

冒険に出る気配がなくなった彼が率いる集団のことを人々は『半グレ』と呼んだ。

人物

容姿

金髪を逆立たせた厳つい風貌と古代風の服装が特徴的。

四白眼な平べったい目つきをしている。

性格

仲間

仲間のために献身的で倒れた仲間の見舞いに行ったり仲間が傷つけられたら報復に向かうなどする。かつてグレンダという自分に手を差し伸べてくれた人がいたように「孤独な奴の手は俺が取る」とのこと。

もっともその言葉に嘘はないものの、仲間かどうか怪しいものを重症に至らしめるテストをしたり裏切った仲間を生きている間ずっと追いつめる一面もある。

冷静

普通なら怒り狂う状況でも落ち着いてものを判断して最善を選ぶ一流冒険者の資質を持っている。

暗殺の母に仲間がやられた時はすぐにでもその場で報復したく思いながらも命が危ないという理由から交戦をこらえて仲間を病院まで連れて行った。

この判断力は逆境でも落ちることなく自分たちが国に狙われることになった状況でもどうすれば活路があるかを考え抜く。

人間性

本名不明な彼がなぜ『半分』と呼ばれてるのかと言うと「俺の半分はグレンダでできている」が口癖だったから。

その口癖からも分かる通り彼はグレンダを大変慕っており、前述の仲間を大切にする生き様や王獣の牙を抜けた経緯もグレンダが関係している。

また彼はクッキーという名前の犬を飼っていたのだが、かなり良い飼い主であったよう。クッキーから大変慕われていただけでなく、散歩のときにはちゃんとエチケット袋を持参していた描写もある。

自分が指名手配された時にはペットショップに引き取ってもらいに行き、最後まで飼い犬の幸せを願っていた。

能力

彼の魔法は『空気』。パワーも精度もかなり高く、一瞬の判断で能力を用いることも出来る。魔法で空気を圧縮すれば暗殺の母のような強者の動きを封じることすら可能で、現代兵器であるミサイルすら容易に止めてしまえる。

また応用性も尋常でなく空気を固化してパイプ・集音器・イヤホンを作って遠くから人が来るのを察知したり、空気を圧縮させて見えないドームを作り外界と隔絶することも出来る。

このように優れた魔法を有する彼だが、その魔力も半端なものではない。コーネリアスやエルシー・ゾラも認める莫大な魔力量にして、S級でも最大4m程度と言われる魔力の及ぶ範囲を優に越している。

本編

幼い頃、グレンダ(原作にも登場したキャラクター)という人物に救われて彼女を慕うようになる。彼女を追った結果なのか彼女が副ギルドマスターを務める王獣の牙にも入った。

そこでかなり大きなグループのリーダーをしていたのだが、グレンダがいなくなり団の長であったバリトスの意向に納得できなくなると仲間を連れて王獣の牙を脱退。冒険に出ることもしなくなり、彼らの一味は『半グレ』と呼ばれるようになった。

グレンダを殺したのがコーネリアスだという噂を耳にすると彼に狙いをつける。その彼からレインがグレンダ殺害に関わっているという話を聞いてレインにも目を付けることになった。

そんなレインを救うためミラベルが半グレに潜入すると彼女を受け入れるが、暗殺の母からミラベルがグレンダ殺害の実行犯と聞くと彼女を追いかけ始める。しかしエルシーが一計を案じたため、王国が関わることとなり彼ら青の水晶に容易には手を出せなくなった。

それから少しのやんちゃはあるものの大人しくしていたのだが、彼ら半グレを王国が危険視して全員始末にかかる。少数の仲間と共に生き延びた半分は王国への反逆を決意。

あらゆるものに莫大な強化ポイントを割り振ることが出来るレインを手中に収め、彼の力で自分たちの陣営を強化することで国王から玉座を奪わんとする。

そして王国の兵士やエルシー、暗殺の母らとの交戦の末に半グレはレインのもとまでたどり着くのであった。

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  • 足手纏いが半グレ再興を願う話

    本作品は、コミカライズ版「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~」の二次創作です。 駄文、長文失礼します。 主人公は男です。 こういう奴も半グレにいたかもしんないなぁと思って、弱くて悪さする勇気もないやつが、まかり間違って半グレに入ったって想定にしました。 半分以外の半グレメンバーはほぼ出てきません。 書くにあたって16話のバリオスあたりから読み直しましたが、半分とタケのキャラ解釈の不一致は多分にあるかもしれません。自分で書いてて「こんなに喋るか?」と思ったし、タケのセリフに違和感があります。こっそり変えるかもしれません。 また、作中の名言の一部改変があります。皆様の思い出を汚してしまったら申し訳ございません。 メンバーとの恋愛要素、えっち要素はありません。 当方不慣れでして、ご失礼があるかもしれません。 大変申し訳ございませんが、ルール・マナー的に問題がございましたら、お教えいただけましたら幸いです。

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