声優:加瀬康之
長身と長い手が目立つ内向的な生徒。
いつも音楽室でピアノを弾いており、ピアノの名手で聴覚に優れる。
実姉を無くして以降、精神の均衡を欠いてしまい、その際に他者の精気を吸い取る『力』を与えられ、生徒会執行委員に従事しつつ、与えられた『力』を用いて“亡き姉の復活”を目論むようになる。
生徒会執行委員として、主人公たちの前に最初に立ちはだかる。
「気が向いたらいつでも遊びに来て欲しい。待ってるよ。」
プロフィール
誕生日 | 1987年3月3日 |
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性別 | 男 |
本籍 | 長野県 |
身長 | 188cm |
体重 | 71kg |
血液型 | A型 |
視力 | 0.8 |
得意な学科 | 音楽(+10) 数学、物理(+5) |
苦手な学科 | 無し |
部活動 | バスケ部 |
特記事項 | 気弱です |
好きな色 | 青色 |
好物 | オムレツ |
印象・友>愛 | 印象・愛>友 | 呼び名変化 | |
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低 | 話しやすい | 理解できない | 葉佩君 |
↓ | 頼りになる | 興味がある | 九龍君 |
高 | 音楽の友 | 心の支え | はっちゃん |
バディとしての性能
強制加入の2人を除けば、1番初めに獲得できるバディ。
加入条件も友情が高い状態で素性を教えるだけと簡単である。
ステータス補正は精神のマイナスが気にはなるものの、序盤の経験値稼ぎに役立つ知性に加え、重火器の威力が上がる洞察の追加は初心者にありがたい。
数学の補正は鍵開けに非常に役に立ち、音楽の補正も取手を除けば終盤に仲間になる響しかいない為、利用価値は十分にある。
反面、スキルはなんとも微妙な性能をしており、アクティブスキルの「フォルツァンド」は非常に威力が低い。
序盤では貴重な音波攻撃で、ダメージを与えつつ体力を回復できるのだが、その回復量は微々たるもの。範囲も2マス、レベル最大で3マスと短く、主力として使うには厳しい。
パッシブスキルの「回転」は確率で背後からのダメージを軽減するものだが、そもそも背後から攻撃される状況がかなり危険な状態である。
一応、スキルレベルが4以上なら正面から攻撃を受けるよりもダメージが少なくなり、レベルがマックスの8なら100%発動する為、完全に死にスキルなわけではないが、あえて危険を冒して発動を祈るくらいなら、うっかり背後を取られた時の保険程度に考えた方が無難だろう。
余談
生徒会執行委員として主人公たちの前に立ちふさがる時、取手は目や口元を隠したマスクを着用している。
「一般性とに混じった執行委員が正体を隠す為だろう」と大方のプレイヤーは想像するのだが、何故か今後登場する執行委員は誰1人正体を隠すような素振りを見せない……以前に、対人恐怖症を理由に普段から顔を隠してる奴とかまでいる始末である。
結果、取手だけが妙に気合の入ったユニフォームで、1人だけ空回りしているような状況になってしまっている。
やたらと露出の多いその恰好を取手が自らしたとは考え難いのだが、特にゲーム中では触れられない。
尚、メタ的には「開発初期の時点では、生徒会執行委員のメンバー全員に専用の装束を用意する予定だったが、開発が進むに連れて必要性が薄くなって取手以外のメンバーに装束がなくなり、既に設定に沿って装束があった取手だけ採用された(要約)」が真相である。
尚、取手の体形自体は染色体異常疾患の1つである『クラインフェルター症候群』の外見特徴(=色白、やせ形、手足が長い)にほぼ合致しているので、現実的にはそこまで異様な体形ではない(ただし、プロデューサーの今井監督自身は、特にこの症例を意識してキャラクター造形はしておらず、偶然の一致である)。