対テロ専門家の警官。かつて中越戦争に参加した経験を持つ退役軍人。しばしば「大史」(ダーシー)と呼ばれる。行動は粗野だが、勇敢で細心の注意を払い、柔軟な発想を持つ。少将の常偉思が主宰する、軍警の垣根を越えて中央情報局(CIA)のメンバーはじめ世界各国の組織も参加する地球防衛安全保障局に派遣され、その会議に参加する。汪淼や丁儀とともに科学者の自殺事件の捜査を行う。
地球三体協会を壊滅させる作戦に従事し総帥を逮捕したが、その際に強烈な放射線を浴び、後に白血病に罹患した。
その後、「古箏作戦」の構想を提案し、最終的にパナマ運河で三体協会の本拠地である大型船 "JUDGEMENT DAY" を破壊し、三体文明と地球三体協会の通信内容を入手するのに貢献した。白血病の治療のために冬眠し、新しい治療技術が出現するのを待った。