贄となった少女
豊葦原の黒龍が、神の領域を侵しつつある人間に怒り、裁きを加え始める。生贄に選ばれた八人の少女のうちの最後の一人。
彼女が決起し、黒龍と戦おうという人が彼女の元に集まり始める。白龍はこの頃はまだ人間に同情的で、この少女に龍の宝玉(ぎょく)を与えた。
黒龍との戦いで、霊力の高い少女を『贄』として黒龍に捧げて怒りを鎮めようとする者が現れ、人心を惑わせる。追い詰められた少女が人々を守るために祈りを捧げると、少女の声を聞いた白龍が現れて黒龍の陰の気を押さえ込む。少女を犠牲にしようとした者と守ろうとした者の姿を見て、白龍はしばらく人間の善悪を判じようと干渉をやめて眠りにつく。少女を犠牲にしようとした者たちが、中つ国を建国する。
白龍に抑え込まれた黒龍は、豊葦原を離れ、常世の国に辿り着く。
三百年ほど平穏が続き、龍神が中つ国を守ったという伝承のみが残る。彼女と同じ金髪碧眼は神に特別に愛された子という伝承が残るが、同時に異形の子と呼ばれ忌み嫌われる存在に(主人公の葦原千尋、那岐)。
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初代白龍の神子 白龍の神子 龍神の神子 月読の一族 月読の君 月読×吾妹 月吾 吾妹
ネタバレ
主人公・葦原千尋の前世の姿。