犬のような外見をしている異民族です。元々は筑紫の島の北部一帯に暮らしていたようです。
中つ国の勢力が筑紫へ及んできた際に、狗奴の一族は武力を提供することで共存する道を選び、以来、橿原には屈強な狗奴の一族の軍が常駐するようになったと言われています。大柄で屈強な肉体を持ち、一方で気配を消して山林を移動することもできるため、戦闘において非常に頼りになる存在です。事実、中つ国滅亡時、橿原宮の激戦の中で唯一生き残ったのが、忍人(メイン画像手前)の率いる狗奴の部隊でした。
薬草の知識が豊富なようで、赤紫蘇が薬草になると知っているのは狗奴の一族だけ。(那岐が赤紫蘇を流しそうめんの薬味に持ってきたのは、狗古智に育てられて薬になると知っていたから&現代育ちだから)